Mr.インクレディブル
かなりクリアーするのに苦労したが、最後までやってみて改めて振り返ってみると、それなりによく出来たゲームだと思う。話は映画の展開をそのままなぞって強引にゲームにしてあるだけだが、各キャラクターの特徴を生かして良質のアクションゲームにしてある。
ダッシュを使用するのが2面、バイオレットが1面、インクレディボールが1面あるがキャラクターの特色をうまく生かしてある。バイオレットではもう一面ぐらいあってもよかったと思う。
ただ、惜しむらくは難易度が高すぎる。
しかも難易度調整などの機能がついていない。これでは途中で投げ出してしまう人が多いと思う。
あとは、音声が日本語のみの収録なのも不満だ。やはり英語版も収録して切り替えできるようにして欲しかった。
それと最終面はあっけなさすぎ。何だか驚くぐらい突然難易度も下がり、クリアーしても適当にテロップが流れるだけ。もう少し考えて欲しかったと思う。
結論:Mr.インクレディブルが好きでアクションゲームに自信がある人にはお勧め。
ダッシュを使用するのが2面、バイオレットが1面、インクレディボールが1面あるがキャラクターの特色をうまく生かしてある。バイオレットではもう一面ぐらいあってもよかったと思う。
ただ、惜しむらくは難易度が高すぎる。
しかも難易度調整などの機能がついていない。これでは途中で投げ出してしまう人が多いと思う。
あとは、音声が日本語のみの収録なのも不満だ。やはり英語版も収録して切り替えできるようにして欲しかった。
それと最終面はあっけなさすぎ。何だか驚くぐらい突然難易度も下がり、クリアーしても適当にテロップが流れるだけ。もう少し考えて欲しかったと思う。
結論:Mr.インクレディブルが好きでアクションゲームに自信がある人にはお勧め。
Mr.インクレディブル [DVD]
「トイ・ストーリー」でCGアニメの商業的成功を確立してきたピクサー映画にとって大きな転換点となった記念碑的作品。
第一に初めて「人間」をメインに据えた作品となったこと。
第二にCGアニメを「見せる」ことから「物語としての面白さ」に軸足を移すことに成功した点。
Pixarの成功以来、今では毎月のようにCGアニメが公開されるようになり、CGアニメとしての珍しさは急速に失われてきました。
そこに本作の監督・脚本のブラッド・バードがPixarに参加したことの意味は非常に大きい。
「アイアン・ジャイアント」で見せつけたストーリーテリングの妙とキャラクターにエモーションを息づかせる手腕はまさにPixarが求めてやまなかったものだったのでは?
その成果は本作を見れば一目瞭然。
これまでとはケタ違いに「物語」の密度が濃くなっています。
スーパーヒーローたちの「その後」を描き、一見するとパロディとも見えますが内包しているテーマは複雑かつ重層的ではっきりいって「子供向き」ではない。
家族のこと、自分らしく生きるということ、名声に伴う重責 etc. 劇中で結構「人が死ぬ」ことにしてもそれまでなかったアプローチですね。
往年の007シリーズへのリスペクトもそこここに見受けられ、大人目線を意識しているのは明らかでしょう。
このスタンスは次作「レミーのおいしいレストラン」でも同様でしたね。物語をことさら幼稚なものにはしないが、ちゃんと子供たちが見ても楽しめる「絵作り」をおさえる。
作家としての主張と商業エンターティメントとしての価値とのバランスのとり方にはジブリの宮崎 駿監督と相通じるものを感じるのは僕だけかな?
第一に初めて「人間」をメインに据えた作品となったこと。
第二にCGアニメを「見せる」ことから「物語としての面白さ」に軸足を移すことに成功した点。
Pixarの成功以来、今では毎月のようにCGアニメが公開されるようになり、CGアニメとしての珍しさは急速に失われてきました。
そこに本作の監督・脚本のブラッド・バードがPixarに参加したことの意味は非常に大きい。
「アイアン・ジャイアント」で見せつけたストーリーテリングの妙とキャラクターにエモーションを息づかせる手腕はまさにPixarが求めてやまなかったものだったのでは?
その成果は本作を見れば一目瞭然。
これまでとはケタ違いに「物語」の密度が濃くなっています。
スーパーヒーローたちの「その後」を描き、一見するとパロディとも見えますが内包しているテーマは複雑かつ重層的ではっきりいって「子供向き」ではない。
家族のこと、自分らしく生きるということ、名声に伴う重責 etc. 劇中で結構「人が死ぬ」ことにしてもそれまでなかったアプローチですね。
往年の007シリーズへのリスペクトもそこここに見受けられ、大人目線を意識しているのは明らかでしょう。
このスタンスは次作「レミーのおいしいレストラン」でも同様でしたね。物語をことさら幼稚なものにはしないが、ちゃんと子供たちが見ても楽しめる「絵作り」をおさえる。
作家としての主張と商業エンターティメントとしての価値とのバランスのとり方にはジブリの宮崎 駿監督と相通じるものを感じるのは僕だけかな?
Mr.インクレディブル (ディズニーアニメ小説版)
悪い悪党をやっつけていた特殊能力を持ったス-パーヒーローたち。
しかしあまりに力がありすぎるため、民間人に危害が及ぶの恐れた政府は「ヒーロー禁止令」を発令。
それから数年・・・・。
ヒーロー時代は輝いていた主人公・Mr.インクレディブルは保険会社の平社員に。鍛え上げられた筋肉は小さなオフィスにはどうみても似合いません。
ここらへんの設定も笑えます。しかし!笑えるのは最初から最後まで。
ハラハラどきどきもたっぷり入っているこの話はDVDで見ても笑えると思います。
しかしあまりに力がありすぎるため、民間人に危害が及ぶの恐れた政府は「ヒーロー禁止令」を発令。
それから数年・・・・。
ヒーロー時代は輝いていた主人公・Mr.インクレディブルは保険会社の平社員に。鍛え上げられた筋肉は小さなオフィスにはどうみても似合いません。
ここらへんの設定も笑えます。しかし!笑えるのは最初から最後まで。
ハラハラどきどきもたっぷり入っているこの話はDVDで見ても笑えると思います。
BONGO ROCK
もう知る人ぞ知るどころか知らない人はいないサンプリングの超定番アルバム『Bongo Rock』。この作品を残したインクレディブル・ボンゴ・バンドはMGMレコードのアーティスト・マネージャーであったMichael Vinerが72年にスタートさせたロスアンジェルスのグループです。作品としては今回紹介させていただく73年の『Bongo Rock』と、74年の『Return of the Incredible Bongo Band』の2枚を残しています。
Michael Vinerがアーティスト・マネージャーをしていたということで、このグループには名の知れたアーティストが多数参加しており、ドラムのジム・ゴードン、ボンゴのキング・エリソンといった名前もあり、このグルーヴもさもありなんといったところです。変わったところではリンゴ・スターも参加していたという噂があります。
そしてなんといってもこの作品がここまで知られているのには、サンプリング・ソースとしての異常なまでの人気があります。あのピート・ロックが「アパッチを知らないなんて、ヒップ・ホップを知らないのと同じさ」と言ったくらいの超定番曲『Apache』を始め、とにかくサンプルされまくっています。いくつか例を挙げさせていただきます。
まずは定番曲が並ぶこの作品の中でもダントツの人気を誇る『Apache』。この曲をサンプリングした作品はとても書ききれないのですが、Nasの『Made You Look』、Jay-zとカニエ・ウェストによる『That’s My Bitch』、NasとWill.i.amによる『Hip Hop Is Dead』、グランドマスター・フラッシュによる『The Adventures of Grandmaster Flash on the Wheels of Steel』、ルーツの『Thought @ Work』などなどです。
それ以外の曲だと『Let There Be Drums』がBuck65の『Dang』で、『Bongolia』がファットボーイ・スリムの『The Sound of Milwaukee』とケミカル・ブラザーズの『Get Up on It Like This』で使用されています。
また、このメロディを耳にしたことがある方も多いのではと思われる『In-A-Gadda-Da-Vida』は、これまたNasの『Thief’s Theme』やゲームの『Ride With Me』で、『Bongo Rock』はマッシヴ・アタックの『Sly』、2ライヴ・クルーの『Get It Girl』で、『Hang Down Your Head, Tom Dooley, Your Tie’s Caught in Your Zipper』はファットボーイ・スリムとメイシー・グレイの『Love Life』で、『Pipeline』はグループ・ホームの『Suspended in Time』で、『Last Bongo in Belgium』はマッシヴ・アタックの『Angel』やビースティー・ボーイズの『Looking Down the Barrel of a Gun』でととにかく枚挙にいとまがありません。またヒップ・ホップだけでなくテクノ系のアーティストもサンプリングしている辺りにインクレディブル・ボンゴ・バンドの間口の広さが現れています。
この一枚がヒップ・ホップの歴史と言っても過言ではないでしょう。さらに今回はLP再発ということで、これは貴重ですね!
Michael Vinerがアーティスト・マネージャーをしていたということで、このグループには名の知れたアーティストが多数参加しており、ドラムのジム・ゴードン、ボンゴのキング・エリソンといった名前もあり、このグルーヴもさもありなんといったところです。変わったところではリンゴ・スターも参加していたという噂があります。
そしてなんといってもこの作品がここまで知られているのには、サンプリング・ソースとしての異常なまでの人気があります。あのピート・ロックが「アパッチを知らないなんて、ヒップ・ホップを知らないのと同じさ」と言ったくらいの超定番曲『Apache』を始め、とにかくサンプルされまくっています。いくつか例を挙げさせていただきます。
まずは定番曲が並ぶこの作品の中でもダントツの人気を誇る『Apache』。この曲をサンプリングした作品はとても書ききれないのですが、Nasの『Made You Look』、Jay-zとカニエ・ウェストによる『That’s My Bitch』、NasとWill.i.amによる『Hip Hop Is Dead』、グランドマスター・フラッシュによる『The Adventures of Grandmaster Flash on the Wheels of Steel』、ルーツの『Thought @ Work』などなどです。
それ以外の曲だと『Let There Be Drums』がBuck65の『Dang』で、『Bongolia』がファットボーイ・スリムの『The Sound of Milwaukee』とケミカル・ブラザーズの『Get Up on It Like This』で使用されています。
また、このメロディを耳にしたことがある方も多いのではと思われる『In-A-Gadda-Da-Vida』は、これまたNasの『Thief’s Theme』やゲームの『Ride With Me』で、『Bongo Rock』はマッシヴ・アタックの『Sly』、2ライヴ・クルーの『Get It Girl』で、『Hang Down Your Head, Tom Dooley, Your Tie’s Caught in Your Zipper』はファットボーイ・スリムとメイシー・グレイの『Love Life』で、『Pipeline』はグループ・ホームの『Suspended in Time』で、『Last Bongo in Belgium』はマッシヴ・アタックの『Angel』やビースティー・ボーイズの『Looking Down the Barrel of a Gun』でととにかく枚挙にいとまがありません。またヒップ・ホップだけでなくテクノ系のアーティストもサンプリングしている辺りにインクレディブル・ボンゴ・バンドの間口の広さが現れています。
この一枚がヒップ・ホップの歴史と言っても過言ではないでしょう。さらに今回はLP再発ということで、これは貴重ですね!
Mr.インクレディブル【日本語吹替版】 [VHS]
米国では2011.4.12に本作品のBDが発売され、
英国でも2011.6.27に本作品のBDが発売予定なので、
次は日本の番だと信じておりました。ヤッター!
商品説明に書かれていない点について補足します。
・BD2枚組
・MPEG4-AVC
・ワイドスクリーン(2.39:1)
・音声1:英語音声 DTS-HD MA(ロスレス) Matrix 6.1ch
・音声2:日本語音声 DTS-HD MA(ロスレス) Matrix 6.1ch
・日本語吹替の声の出演はDVD版と同一です。
本日(2011.7.6)、本商品を視聴しましたので、
特典内容を御紹介します。
Disc1特典:
・監督と製作者による音声解説(内容はDVD版と同一)
・スタッフによる音声解説(内容はDVD版と同一)
・バウンディン(音声解説付き)(内容はDVD版と同一)
・ジャック・ジャック・アタック!(00:04:44)
画質が大幅に向上していますが、音声はモノラル。
また、日本語吹替しか搭載されていない点はDVD版と同様。
したがって、原語(米語)&字幕つきで視聴することができません。
・スタッフが語る“ジャック・ジャック・アタック!”(00:04:44)
内容はスタッフによる「ジャック・ジャック・アタック」の音声解説です。
ときおり、スタッフや登場キャラクターの映像がウインドウ表示されます。
(BD版独自の特典です。)
・『Mr.インクレディブル』の思い出(00:22:09)
本作品のblu-ray化にあたって、メインスタッフが集まり、本作品に関して歓談しています。
(BD版独自の特典です。)
Disc2特典:
・ピクサーへの道:ストーリー・アーティスト(00:05:55)
本作品のスタッフが、クリエイター志望の若者向けにエールを送っています。
(BD版独自の特典です。)
・ピクサー秘話:スタッフの誕生日(00:01:25)
本作品を制作している際に、
「スタッフの誕生会は年に1度、全員分まとめて開く」と、
なった経緯について、面白おかしい絵解きが拝見できます。
(BD版独自の特典です。)
・エンド・クレジット制作(00:01:35)
エンド・クレジット製作時における「思想」に関するコメント集です。
(BD版独自の特典です。)
・新リゾート:ノマニザン島の紹介
シンドロームの本拠地だった「ノマニザン島」に平和が訪れ、
リゾート地となった、という発想のもとに、
10か所の見どころを紹介する絵解きです。
1か所平均15秒位の解説がつきます。
(BD版独自の特典です。)
・未公開シーン(HD)(内容はDVD版と同一)
・劇場予告編(1)(内容はDVD版と同一)
・クラシック・ボーナス・フィーチャー(内容はDVD版と同様)
・イースター・エッグ
「イースター・エッグ」とは「隠し特典」のことです。
ですので、内容は見てのお楽しみ、とします。
(BD版独自の特典です。)
・キャラクター・インタビュー(00:06:36)
本作品の登場キャラと現実の人間との対話集です。
(BD版独自の特典です。)
・その他
劇場予告編、テレビCM、本作品登場キャラの寸劇集です。
(テレビCMと寸劇はBD版独自の特典です。)
最後になりましたが、映画本編の画質の向上ぶりには驚嘆しました。
「質感」がとりわけ素晴らしい。
英国でも2011.6.27に本作品のBDが発売予定なので、
次は日本の番だと信じておりました。ヤッター!
商品説明に書かれていない点について補足します。
・BD2枚組
・MPEG4-AVC
・ワイドスクリーン(2.39:1)
・音声1:英語音声 DTS-HD MA(ロスレス) Matrix 6.1ch
・音声2:日本語音声 DTS-HD MA(ロスレス) Matrix 6.1ch
・日本語吹替の声の出演はDVD版と同一です。
本日(2011.7.6)、本商品を視聴しましたので、
特典内容を御紹介します。
Disc1特典:
・監督と製作者による音声解説(内容はDVD版と同一)
・スタッフによる音声解説(内容はDVD版と同一)
・バウンディン(音声解説付き)(内容はDVD版と同一)
・ジャック・ジャック・アタック!(00:04:44)
画質が大幅に向上していますが、音声はモノラル。
また、日本語吹替しか搭載されていない点はDVD版と同様。
したがって、原語(米語)&字幕つきで視聴することができません。
・スタッフが語る“ジャック・ジャック・アタック!”(00:04:44)
内容はスタッフによる「ジャック・ジャック・アタック」の音声解説です。
ときおり、スタッフや登場キャラクターの映像がウインドウ表示されます。
(BD版独自の特典です。)
・『Mr.インクレディブル』の思い出(00:22:09)
本作品のblu-ray化にあたって、メインスタッフが集まり、本作品に関して歓談しています。
(BD版独自の特典です。)
Disc2特典:
・ピクサーへの道:ストーリー・アーティスト(00:05:55)
本作品のスタッフが、クリエイター志望の若者向けにエールを送っています。
(BD版独自の特典です。)
・ピクサー秘話:スタッフの誕生日(00:01:25)
本作品を制作している際に、
「スタッフの誕生会は年に1度、全員分まとめて開く」と、
なった経緯について、面白おかしい絵解きが拝見できます。
(BD版独自の特典です。)
・エンド・クレジット制作(00:01:35)
エンド・クレジット製作時における「思想」に関するコメント集です。
(BD版独自の特典です。)
・新リゾート:ノマニザン島の紹介
シンドロームの本拠地だった「ノマニザン島」に平和が訪れ、
リゾート地となった、という発想のもとに、
10か所の見どころを紹介する絵解きです。
1か所平均15秒位の解説がつきます。
(BD版独自の特典です。)
・未公開シーン(HD)(内容はDVD版と同一)
・劇場予告編(1)(内容はDVD版と同一)
・クラシック・ボーナス・フィーチャー(内容はDVD版と同様)
・イースター・エッグ
「イースター・エッグ」とは「隠し特典」のことです。
ですので、内容は見てのお楽しみ、とします。
(BD版独自の特典です。)
・キャラクター・インタビュー(00:06:36)
本作品の登場キャラと現実の人間との対話集です。
(BD版独自の特典です。)
・その他
劇場予告編、テレビCM、本作品登場キャラの寸劇集です。
(テレビCMと寸劇はBD版独自の特典です。)
最後になりましたが、映画本編の画質の向上ぶりには驚嘆しました。
「質感」がとりわけ素晴らしい。