放映当時マジンガーＺやゲッターロボなどが大ヒットし
同プロが一番勢いのあったころと思う、鋼鉄ジーグが遂にＤＶＤ化
する。
ストーリーは、古代学者の父が銅鐸を発見し敵対する組織に殺害
される所から始まる。
また主人公芝宙は父よりサイボーグへと改造され鋼鉄ジーグのヘッドに
変身しサポートメカ、ビッグシューターより射出されるジーグパーツと
合体しビルドアップする事により鋼鉄ジーグとなる。
強制的に与えられた鋼鉄ジーグの力のために、己を犠牲にしなければ
ならない事に当初思い悩む姿が若者らしく、同じヒーロー者などで
組織に属していて、正義を守るのにやる気まんまんの主人公よりも
今見ると好感が持てる。
主人公が自分を犠牲にし葛藤しながら、人々を守っていく演出の
しかたもこの作品が元祖である。
古代のロマンである古墳や銅鐸など、バッググラウンドにあるストーリーも奥深い。

かつて、古代日本を支配した邪魔大王国の女王ヒミカが復活し、
再び日本を支配するため、ハニワ幻人を送り込んでくる。

ヒミカの復活を予測していた考古学者 司馬は、
自動車事故で大怪我をした息子 宙（ひろし）をサイボーグに改造した。

サイボーグとなった宙は「鋼鉄ジーグ」の頭部に変形し、
磁力の力でハニワ幻人と闘う「鋼鉄ジーグ」の司令塔となるのだった。

本商品は月刊テレビマガジンに連載された漫画版「鋼鉄ジーグ」である。
この頃が、永井豪とダイナミック・プロが最も忙しかった時分だと思う。
実際の作画は安田達矢氏が行っているが、
ダイナミック・プロが全面協力したため、
絵柄は永井豪氏のタッチとよく似ている。

漫画版はアニメ版より2ヶ月早く連載開始され、アニメ版の露払いの役割を果たし、
アニメ版より2ヶ月早く連載終了して、アニメ版の結末を早く知りたい子供たちに、
「お得感」を与えることに成功した。

そう、全ては「アニメ版ありき」の企画だったのだ。
本商品は果たすべき役割を果たしたといえよう。

ダイナミック・プロのプロ意識に敬意を払い、星4つを進呈する。

女帝ヒミカに代わり、リュウマ帝王の出現に伴い、戦いは激しさを増します。
そして新兵器「パーンサロイド」も登場し、話は最高潮に！
そして次の巻の最終回まで、見所が満載です。
「テレビマガジン」連載のマンガは、リュウマ帝王出現で終わってしまったのが残念です。

マイナー(?)な２作品ですが、リアルタイムで見てました(笑)。
ガ・キーンは珍しくデュエット曲です。
カラオケでもなかなか無いです・・・(^^;)

　股関節の可動範囲が狭く、股を閉じることが出来ません。これが最大かつ唯一の問題点。

　昔出てたタカラのマグネモジーグも持っているので、並べて眺めては楽しんでいます。