父の仇討ちのため、国を出て三年間長屋暮しをしている青木宗左衛門と個性豊かな長屋の人々との交流を描きつつ、並行して、主君の仇討ちを目論む赤穂藩士達の動きも描き、二つの仇討ちが遂に決行されていくストーリー。仇討ち、赤穂浪士、剣の苦手な武士、そんなことをネタにした時代劇は今までもあったと思います。しかし、このストーリーは新鮮でした。 いかに死ぬかに美学を見出だす武士にとっては花をパッと咲かせることこそが全て。実より形。まさに、武士は食わねど高楊枝の世界。そんな時代のなかで、宗左衛門が、花を一度きり咲かせるより、来年また咲かせることの大切さを長屋皆の姿から教えられていく過程が好きです。ただただ剣術が苦手で内心は震えているだけだった弱者の宗左が、新たな武士としての心構えをもち、奇策で仇討ちを行う。その一方で、旧来型の仇討ちである赤穂浪士の討ち入りも起きる。花よりも実を後世に残そうとする前者と、後世にまで語り継がれる花をパッと咲かせた後者。どちらが正しくて悪いという訳ではない。ただ、宗左のとった行動もありなんだと思う。また、仇討ちすら商売にしてしまう庶民の図太い神経には恐れ入りました。一番強かで、世渡りがうまいのはいつの時代も庶民だったのかもしれません。カリスマ性があり、自己を律し、強く、義に生きる武士のドラマも好きですが、こんな時代劇も観たかったと思える異色のストーリーだと感じました。

袋が大きくてそれなりの重さなのかと思ったが、
ビックリするくらい軽く、香りも味も良くとても満足でした。
もっと細かくちょっとくらい質がおちてもいいので、量（重い）のたくさんないは、
ないのかと思いました。

いぶすような抹香臭いお線香は苦手なので、これは手頃でとても良かったです。

１と２のキャラが載っており、初期案なども収録。
２のちょっとした小説も入っております！
最後の方のページでは、普通にEDのイラストなどが載せてありますので、まだEDを見ていない方や、自力で見たい方は注意した方が良いですよ。
パラパラとめくっていて、危うくEDイラストを見かかった者からの忠告です。
ファンなら買いの一品です！

『Helpless』『EUREKA ユリイカ』に続く3部作の最終章。

これを見るならhelpless、ユリイカを見たあとの方が分かりやすいらしい。

これだけを見ても確かに分からない部分もあるけれど根底にあるものが確固としてあるので大丈夫っちゃ大丈夫だけど。

私はまだ見ていないのでこれ単品での感想を。

とにかく恐ろしい。

楽観的に描かれているところもまた恐ろしく、北九州サーガの最高にして最低。

主人公の健次の母親が生き物そのもので恐ろしい。
人間的ではなく生物的。

女性の強さと男性の滑稽さを描いているのかもしれないが、そんなものは全く関係ない。

そんなことを考える余裕さえない。

これが生き物の真の姿かもしれない。
絶望しそうになりました。

とんでもない不親切映画だぜ!

気になった人は是非。

◎PS
出演者の演技がすごくすごく素晴らしかった。
キャストが豪華すぎる件。
気になったのは音声が物凄い聞き取りづらかったこと;
音量をあげすぎて効果音やサウンドにびっくりしちゃいます。