平野提督はるおちゃんのもんまりビデオ

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おすすめベスト10!
1.ラプソディア
2.ワックス
3.kyon
4.シロクマ
5.南極さくら
6.日出町
7.尾崎豊
8.ポケットクルモン
9.Shades
10.キューバ

同時代を生きた偉人たちが国境越えて大激論!開催!世界史サミット
面白く、いい本です。
試み、発想が楽しい。
同時代の歴史上の人々が史実を背景に語る“夢”、仮想の会話。
サミットって言うには?ですが、
他に的確なタイトルは見当たらず、
これはこれでイイ!
浅野先生のこころからのダジャレも生きていて“グッド”です。
どれも、これもなかなかですが、
第8回 テーマ「啓蒙思想は国家を救うか」が最高に楽しめました。
個々の史実を点として、時系列に縦につなげて理解することも大切。
と同時に、西洋・東洋・世界で何が起こっていたのか。
並べてみるに留まらず、“対話”させているのもお見事。
さすが!先生!

地底探検~ライヴ1975 [DVD]
「地底探検」が発表された頃は、ロックとオーケストラの融合が、多方面で試みられていた。それは、バンド自体がメロトロンや合唱団などを使ってシンフォニックな効果を出したり、最初から管弦楽とロックの楽器が混在したバンドが存在したりもしていた。そんな中で「地底探検」は、物語の音楽化であるが、バンドとオーケストラと合唱団が十分には融合しておらず、言わば「寄り合い所帯」的な印象でもある。

それでも、名曲だ。

それぞれの部分は、印象に残る美しいメロディで満たされている。それは、大胆な部分と、きわめて繊細な部分が錯綜している。このライヴでは、跳び回る様にキーボードを操るリックと、オーケストラとバンドの迫力を体験出来る。

何度聴いても飽きない。

ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い一〇分間の大激論の謎
ポパーとウィトゲンシュタインのこのエピソードは有名ですね。この話はポパー自身も自伝の中で触れています。目撃談はありますが、ウィトゲンシュタインのコメントは明らかになっていません。多分草稿はおろか日記にも書いていないでしょう。

本書は残された証拠をもとに二人の大激論(?)を再構成し、これを中心にしたウィーン学団周辺のノンフィクションといった内容です。視点はジャーナリスティックです。ウィトゲンシュタイン、ポパーはもとより、論理実証主義、ウィーン学団及びその時代に興味がある人には面白い読み物です。

ポパーは反証可能性で有名ですが、基本的にウィーン学団系列の論理実証主義者ですから、もともとウィトゲンシュタインと話が合うわけないですね。問題意識も違いますし、もっと決定的なのは議論のスタイルが違います。ポパーは他者との議論の中で自説を修正、洗練して行くのに対して、ウィトゲンシュタインは自分の中だけで議論を構成して問題を明らかにして行くというスタイルです。どちらかと言えば、ポパーの方が学問的ですね。いわゆるポパーはプロフェッショナルな哲学者ですが、ウィトゲンシュタインは天才というか、偉大なるアマチュアです。当時、神様扱いされていたウィトゲンシュタインに本気で議論を吹っかけたポパーの勇気は賞賛に値します。あんなど素人に好きなこと言わせてんじゃねえ!という感じです。

当大激論(?)は、ポパーにとっては、あいつは俺の質問にろくに答えもせず怒りやがった。というものですから、この議論から得られるものはほとんどありません。議論の中から何かが得られるのはプロ同士の場合ですね。少なくとも学問の世界では。

もっともこの二人の場合は単に仲が悪かっただけかもしれません。

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