フォーチュン・クッキー [DVD]
2003年8月に全米で公開されたこの映画、前宣伝もかなりのものでカリフォルニアのディズニーランドでもエントランスに巨大なポスターが掲示されていたほど。ディズニーの自信の程がうかがえる1本だ。最初から最後までただ楽しい映画だと思ったら大間違い。そこはなんと言ってもディズニー。見せ方が本当に上手。最後は感動で映画の幕が下りる。主演のLindsay Lohan(リンゼイ・ローハン)-“The Parent Trap(邦題 ファミリーゲーム)”のアニーとハリー役で有名-はまさにはまり役。The Parent Trapをみて以来、この女優さんは間違いなくディズニーには欠かせない女優に成長すると確信していたが、その期待を裏切らないすばらしい出来だ。"Life Size"での彼女もすばらしかったが、さらに成長したLindsay Lohanはこの手の役柄にはめっぽう強い。オリジナルのタイトルはFreaky Friday"。そういえば“Parent Trap"でもLindsayは、freak(y)という語を口癖のように使っていたっけ。母のテス役ジェイミー・リー・カーティスの演技はまさしくベテラン。本作の監督はオーディションなしで彼女を起用したという。「マイ・ガール」のときの彼女と比較しても面白い。公開時、全米で数週間にわたってBEST5 Moviesにランクインされていた人気作。日本での公開は,2004年5月1日「フォーチュン・クッキー」として。ディズニーはThe Parent Trapを「ファミリーゲーム」という邦題をつけてしまう大失態をしているので心配していたが、フォーチュンクッキーが映画の中でアーチのように全体を貫いているのでこのように名づけたところは及第点をあげても良いだろう。“Confessions of a Teenage Drama Queen"や“Mean Girl"など、ヒット作を連発しているLindsay。今後の活躍が一層期待される。
バンドスコアピース1544 恋するフォーチュンクッキー by AKB48 (BAND SCORE PIECE)
中身のサンプル画像が無かったので思い描くものと違ったらどうしよう・・と思いながら注文しましたが、
希望通りのスコアでした。
希望通りのスコアでした。
恋するフォーチュンクッキーType K(通常盤)(多売特典なし)
平成25年(2013年)12月30日、第55回日本レコード大賞が発表された。大賞はEXILEの『EXILE PRIDE』だった。EXILEの精力的な活動を批判するものではない。苦言を呈するのは、日本レコード大賞制定委員会ひいてはその背後に広がる芸能界の因習である。日本レコード大賞は、「大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映・代表したと認められた『作品』」に贈られる。AKB48のノミネート作品『恋するフォーチュンクッキー』は初週売上133万枚を計上し、その後も息長く売れ続けている。それのみならず、その踊りやすい振り付けが人気となり、数知れない大衆の振り付けがネット上にアップロードされている。これほど国民に愛され「大衆の強い支持を得た」作品を、評者は知らない。
EXILEリーダーHIRO(五十嵐広行)の勇退と、それを見守る妻・上戸彩(司会者)の映像を撮りたいための選定と邪推しても不謹慎と批判はされないであろう。
高度経済成長期に少年期を過ごした私たちには、日本レコード大賞はあまりにも眩しい芸能界の華であり、師走に一時陶酔できる夢であった。
2012年の日本レコード大賞発表時に日本レコード大賞制定委員長・服部克久は「これが日本の現状です。楽しんでいただけましたか。」と発言し物議を醸した。今回は、このことばをそのまま日本レコード大賞制定委員会にお返しする。
芸能界に様々な力学や人間関係が渦巻いているのであろうことは、世人でも、それなりには感づいている。しかしそれでもなお、大衆に夢と希望を与えるのが歌謡界であり、その頂点に君臨するのが日本レコード大賞ではないのか。そうした矜持さえ喪失してしまったのか。残念でならない。
EXILEリーダーHIRO(五十嵐広行)の勇退と、それを見守る妻・上戸彩(司会者)の映像を撮りたいための選定と邪推しても不謹慎と批判はされないであろう。
高度経済成長期に少年期を過ごした私たちには、日本レコード大賞はあまりにも眩しい芸能界の華であり、師走に一時陶酔できる夢であった。
2012年の日本レコード大賞発表時に日本レコード大賞制定委員長・服部克久は「これが日本の現状です。楽しんでいただけましたか。」と発言し物議を醸した。今回は、このことばをそのまま日本レコード大賞制定委員会にお返しする。
芸能界に様々な力学や人間関係が渦巻いているのであろうことは、世人でも、それなりには感づいている。しかしそれでもなお、大衆に夢と希望を与えるのが歌謡界であり、その頂点に君臨するのが日本レコード大賞ではないのか。そうした矜持さえ喪失してしまったのか。残念でならない。
クッキー・フォーチュン【日本語吹替版】 [VHS]
アメリカの田舎であるおばあさんが自殺、発見した姪のグレン・クローズは、世間体からそれを殺人にみせかけようと画策、そこから微笑ましくも素っ頓狂であたたかいストーリーが展開していきます。リヴ・タイラーがその「姪の娘」の素直で直情的な人柄を演じて魅力的です。ドキドキする事件やサスペンスはありませんが、たまにはこんな作品もいいのでは。