POPEYE (ポパイ) 2014年 10月号 [雑誌]
余り評価が高くないようですが、僕はこの特集を非常に楽しんで読みました。その理由をレビューする上で、現在のファッション雑誌のありようについて自分の考えを始めに書いておきたいと思います。
ファッション雑誌というのはその出発から、対象読者の望む時流に合わせた衣服の組み合わせ、また今後起こるであろうブームの先端を広く世の中に知らせる能力を持っていましたが、最近では同じ手法の繰り返しにより次の流行を捉えるというよりは保守に近い内容のものが増えていました。そこで主流の変化に先行して挑戦し始めたのがポパイなのではないかと僕は思います。特に、衣服的な流行に加え思想の先端、言葉の先端、音楽の先端を捉えようとする企みは非常にスリリングであり、また、フォトグラフのみならず文章というメディアから情報を得る行為は内外に洗練という意味で若者の目指すところ、若者に目指して欲しいところなのではと思います。
装丁の変化に加えた内容の変化として、ポパイの場合ということにはなりますが、各ジャンル、各分野のスペシャリストによる寄稿、タレントによる対談や連載、ジャーナリストの見る社会、文筆家によるエッセイなどが増えたように思います。これは、対象とする読者の層になって初めて捉える事の出来る世界の縦横、そして内外の広がりであり、それはとても刺激的なことなのではないでしょうか。雑誌の変革という意味では、フォトグラフの量が減り、スタイリングに参考に出来る情報は減ったかもしれませんが、個人のファッションから街の中にある個人、都市にある個人、世界にある個人のファッションという、大きな視点で広義な「ファッション」にこの雑誌は価値を置き始めたのだと思います。時流の中にある都市のファッション、東京のファッションとニューヨークのファッション、その差異は今年のバックナンバーを追えば明確に分かる事ですし、また、過去のバックナンバーからそれぞれがどのような変遷を追ったのかも分かります。ニューヨークという都市をピックアップしつづけるのは、その都市が在る意味で世界の中核にあるという意識からくるもでしょう。全ての人種を受け入れる自由度と過酷さが生まれる場所という意味で、その意識は間違っているとは思いません。
そういう意味で今号のポパイは、ニューヨークの現在の空気感のようなものを、勿論編者の存在はありますが、切り取っているように思えます。そこに載っている衣服、実物を手に入れることは確かに難しいかもしれませんがスタイリングのお手本として参考にすることなどは出来ると思いますし、ニューヨークという遠い都市をイメージするフックとしての機能をきちんと果たしているように思います。日本にあって東京という大都市が流行の一つの出発として存在していると同時に、海外では、ロンドン、パリ、上海、京城など、それら大都市ではそれぞれの流行の出発点を持っており、またニューヨークは中でも国際的にリーダブルな立ち位置にあると思います。それらを意識する一冊として、また、過去のニューヨーク特集とは違い現在の空気感を落とし込むという点において、ファッション雑誌という輪郭の中に収まらないようなスケールの大きなものを扱っています。興味の在る人は購入して損はないでしょう。ただ、いささか表面的にすぎるきらいもあるので、それは注意して読むべきかもしれません。連載に関しては、通常通りです。
その都市、その時代の衣服と思想を読む事のできる雑誌として、僕は今のポパイは本当に評価されるべき一冊だと思います。思想、音楽、建築、それぞれの入り口になりうる雑誌です。
ファッション雑誌というのはその出発から、対象読者の望む時流に合わせた衣服の組み合わせ、また今後起こるであろうブームの先端を広く世の中に知らせる能力を持っていましたが、最近では同じ手法の繰り返しにより次の流行を捉えるというよりは保守に近い内容のものが増えていました。そこで主流の変化に先行して挑戦し始めたのがポパイなのではないかと僕は思います。特に、衣服的な流行に加え思想の先端、言葉の先端、音楽の先端を捉えようとする企みは非常にスリリングであり、また、フォトグラフのみならず文章というメディアから情報を得る行為は内外に洗練という意味で若者の目指すところ、若者に目指して欲しいところなのではと思います。
装丁の変化に加えた内容の変化として、ポパイの場合ということにはなりますが、各ジャンル、各分野のスペシャリストによる寄稿、タレントによる対談や連載、ジャーナリストの見る社会、文筆家によるエッセイなどが増えたように思います。これは、対象とする読者の層になって初めて捉える事の出来る世界の縦横、そして内外の広がりであり、それはとても刺激的なことなのではないでしょうか。雑誌の変革という意味では、フォトグラフの量が減り、スタイリングに参考に出来る情報は減ったかもしれませんが、個人のファッションから街の中にある個人、都市にある個人、世界にある個人のファッションという、大きな視点で広義な「ファッション」にこの雑誌は価値を置き始めたのだと思います。時流の中にある都市のファッション、東京のファッションとニューヨークのファッション、その差異は今年のバックナンバーを追えば明確に分かる事ですし、また、過去のバックナンバーからそれぞれがどのような変遷を追ったのかも分かります。ニューヨークという都市をピックアップしつづけるのは、その都市が在る意味で世界の中核にあるという意識からくるもでしょう。全ての人種を受け入れる自由度と過酷さが生まれる場所という意味で、その意識は間違っているとは思いません。
そういう意味で今号のポパイは、ニューヨークの現在の空気感のようなものを、勿論編者の存在はありますが、切り取っているように思えます。そこに載っている衣服、実物を手に入れることは確かに難しいかもしれませんがスタイリングのお手本として参考にすることなどは出来ると思いますし、ニューヨークという遠い都市をイメージするフックとしての機能をきちんと果たしているように思います。日本にあって東京という大都市が流行の一つの出発として存在していると同時に、海外では、ロンドン、パリ、上海、京城など、それら大都市ではそれぞれの流行の出発点を持っており、またニューヨークは中でも国際的にリーダブルな立ち位置にあると思います。それらを意識する一冊として、また、過去のニューヨーク特集とは違い現在の空気感を落とし込むという点において、ファッション雑誌という輪郭の中に収まらないようなスケールの大きなものを扱っています。興味の在る人は購入して損はないでしょう。ただ、いささか表面的にすぎるきらいもあるので、それは注意して読むべきかもしれません。連載に関しては、通常通りです。
その都市、その時代の衣服と思想を読む事のできる雑誌として、僕は今のポパイは本当に評価されるべき一冊だと思います。思想、音楽、建築、それぞれの入り口になりうる雑誌です。
POPEYE (ポパイ) 2014年 11月号 [雑誌]
最近のポパイを何号か見てみたが、共通して感じるのが、大体ページ2/3までは、中々イイ感じと思うのだが、3/3くらいから急につまらなくなる。特に後半のページのファッションページが良くないなと。前半のファッションページのクオリティーと較べると格段に劣る気がする。編集のパターンに問題ありでしょう。
ポパイ PSP-180ブラック シートポストロック
ワイヤー:特に言うこと無し。
ブラケット:六角穴付ボルトゆえに、いくらでも締まっていく。加減さえ間違わなければ固定可能。ナットがセルフロックになっているので、緩みもなさそう。
装着感:横縦向き可変なところが良いです。差込時も節度感があって良いと感じました。
ブラケット:六角穴付ボルトゆえに、いくらでも締まっていく。加減さえ間違わなければ固定可能。ナットがセルフロックになっているので、緩みもなさそう。
装着感:横縦向き可変なところが良いです。差込時も節度感があって良いと感じました。
ノグチ(noguchi) ポパイ ミニロック [PM-180] ブラック
コンビニの買い物等で少しの間離れる程度ならこれで十分。
ただ、この鍵のみで何時間も離れるのは無謀。
その場合は他の頑丈な鍵との併用は必須。
自分は短時間のみの使用と割り切っているので、不満なし。
ただ、この鍵のみで何時間も離れるのは無謀。
その場合は他の頑丈な鍵との併用は必須。
自分は短時間のみの使用と割り切っているので、不満なし。