一言、おもしろい!
一般受けするような内容ではないし、
頭が固い映画フリークには受けないでしょうが、
おもしろい。
クドカン初の監督作品。
クドカンの「悪がきセンス」爆発ですね
ロックとドラッグ、
英語が飛び交う奇妙な時代劇。
最後まで笑わせてくれます。
しかもその笑いが「シュール」だから、
はまると抜け出せない。
一般受けはしないだろうけど。
大人計画の人らの小芝居に「クスッ」とこれる人向けですね。
阿部サダヲ、皆川(渚カオル)等の小芝居が良い。
細かすぎる。
しかし、根底には「生」と「死」に対する考えだったりとか、
「ドラッグ」に対する危険性を説いています。
それが「笑い」というもので包まれています。
それが「包まれすぎて」いて、あまり評価されていない。
まぁそこがクドカンらしいんですけど。
あと、有名どころ(妻夫木等)も出演しています。
その有名俳優をちょい役で出すところに「美学」を感じます。
昔ロック好きだった悪がきが、そのまま大人になって作った、
そんなロッキンな時代劇映画です。
賛否両論は仕方ない。だって、クドカンの映画だもの。