還暦からの電脳事始(デジタルことはじめ)
大好きな作家さんのエッセイなので買ったのだが・・・
内容が少々初歩レベル過ぎてがっかり、何時もの切れ味のある世評も少なく頼りない
お陰であっという間に読破しましたが
内容が少々初歩レベル過ぎてがっかり、何時もの切れ味のある世評も少なく頼りない
お陰であっという間に読破しましたが
弱さの思想: たそがれを抱きしめる
源ちゃんの本はいつもそうだけれど、これも単なる対談本ではない。話ごとに深みがあって、「弱さの強さ」という難しい課題に果敢にチャレンジしている。難しい課題だけれど、わかりやすい。
ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け [DVD]
ついにDVD化!うれしいですね。
なにやらオサレとかサブカルとか有難くない評価?もあるけど
好きです。高橋源一郎が苦手なおいらも楽しく観れます。
個人的に「金子光晴のイエス・キリスト」と今は懐かしいZELDAに
会えるのがイイ!!まあ、一度観て見て下され。
なにやらオサレとかサブカルとか有難くない評価?もあるけど
好きです。高橋源一郎が苦手なおいらも楽しく観れます。
個人的に「金子光晴のイエス・キリスト」と今は懐かしいZELDAに
会えるのがイイ!!まあ、一度観て見て下され。
ベストセラーつぐみの映画化で、旬の短かった牧瀬理穂の代表作と言っていい作品だが、映画自体は中嶋朋子演じる友人の視点で進行し、市川監督ならではの淡々とした無機的な映像感覚もあって、どこか他人行儀というか、小説自体にがっつり組み合うというよりは、エッセンスだけ抽出してダイジェスト的に繋いだような印象を受ける。
それでも十分いい作品に仕上がっているのだが、あまりにも淡々とし過ぎているので、もう少し、映画ならではのエモーショナルな要素もあった方がより印象深い作品になったのではないかという気がする。
それでも十分いい作品に仕上がっているのだが、あまりにも淡々とし過ぎているので、もう少し、映画ならではのエモーショナルな要素もあった方がより印象深い作品になったのではないかという気がする。
101年目の孤独――希望の場所を求めて
いわゆる「ハンディ」を負った人の言葉や行動に過剰な意味を見いだすことに、自分自身、常に自制と警戒の目を光らせているような気がします。それは、そういった高校生に関わる機会が多少あるためで、すこしでも正確な輪郭を把握することが、その関係性を良好に保つための秘訣であるからです。本書を読んでいる間中、そんなことが頭の片隅から消えなかったのは、ここに描かれている人たちの背後には、多かれ少なかれ「死」が見え隠れしていて、日常の自分の立ち位置になにかもうひとつ、掘り下げなければならなかったにも拘わらず、無意識に目を逸らそうとしていたものがあることに気づかされたからだと思います。「マインドセット」という言葉にはっとさせられ、「あとがき」にはしばし考え込まされました。