話す力(小学館新書)
会話、挨拶、雑談、スピーチ、聞き方。話すということについてのコツについて書いた本。TVの司会などでとても有名な人だが、意外なことに、実は元々話すのは好きでなく、NHKに入社した時も記者希望であったのにアナウンサーとして配属されてしまったのだという。
平易に書かれている。まるで、著者が直接話しかけてくれる感じがする。また、書かれている話し方のポイント自体は特別なものではないものの、とにかく具体例が豊富。NHKのアナウンサー時代のこと、民法に移ってから、子供の頃のこと。川上哲治、松井秀喜、黒柳徹子、若の里、羽佐間正雄、上沼恵美子、高校野球の監督、著者の両親、といった人の話が登場する。高峰秀子の旦那さんのスピーチの話も面白かった。こういったいろいろな人や自身のエピソードが盛りだくさんで、話し方のポイントとうまく絡めて紹介されている。だから、押し付けがましくないし、納得感があり、適切な例示とともに著者の伝えたいことが、すーっと入ってくる。
もっとも、「怒られたら、まず『すいません』と謝る」というポイントについては、日本人同士ならよいけれど、国際化が進む現代社会における外国人相手では誤解を生む元になる可能性があるので、反射的にやってしまわないように人によっては少し気をつけた方がいいように思う。
平易に書かれている。まるで、著者が直接話しかけてくれる感じがする。また、書かれている話し方のポイント自体は特別なものではないものの、とにかく具体例が豊富。NHKのアナウンサー時代のこと、民法に移ってから、子供の頃のこと。川上哲治、松井秀喜、黒柳徹子、若の里、羽佐間正雄、上沼恵美子、高校野球の監督、著者の両親、といった人の話が登場する。高峰秀子の旦那さんのスピーチの話も面白かった。こういったいろいろな人や自身のエピソードが盛りだくさんで、話し方のポイントとうまく絡めて紹介されている。だから、押し付けがましくないし、納得感があり、適切な例示とともに著者の伝えたいことが、すーっと入ってくる。
もっとも、「怒られたら、まず『すいません』と謝る」というポイントについては、日本人同士ならよいけれど、国際化が進む現代社会における外国人相手では誤解を生む元になる可能性があるので、反射的にやってしまわないように人によっては少し気をつけた方がいいように思う。
信頼は、つくれる ~なぜ草野仁は、長寿番組の司会者であり続けられるのか?~ (ワニブックスPLUS新書)
普通のこと、当然のことが書かれています。
恐らく、草野さんの世代ぐらいの方で真面目に生きてこられた方が側にいらっしゃれば、誰でも同じようなことを何度か耳にしていると思います。
今の世の中、これだけでは足りないと思うので、残念ながら、私にはあまり参考にはなりませんでした。
恐らく、草野さんの世代ぐらいの方で真面目に生きてこられた方が側にいらっしゃれば、誰でも同じようなことを何度か耳にしていると思います。
今の世の中、これだけでは足りないと思うので、残念ながら、私にはあまり参考にはなりませんでした。
話す力 (小学館新書)
会話、挨拶、雑談、スピーチ、聞き方。話すということについてのコツについて書いた本。TVの司会などでとても有名な人だが、意外なことに、実は元々話すのは好きでなく、NHKに入社した時も記者希望であったのにアナウンサーとして配属されてしまったのだという。
平易に書かれている。まるで、著者が直接話しかけてくれる感じがする。また、書かれている話し方のポイント自体は特別なものではないものの、とにかく具体例が豊富。NHKのアナウンサー時代のこと、民法に移ってから、子供の頃のこと。川上哲治、松井秀喜、黒柳徹子、若の里、羽佐間正雄、上沼恵美子、高校野球の監督、著者の両親、といった人の話が登場する。高峰秀子の旦那さんのスピーチの話も面白かった。こういったいろいろな人や自身のエピソードが盛りだくさんで、話し方のポイントとうまく絡めて紹介されている。だから、押し付けがましくないし、納得感があり、適切な例示とともに著者の伝えたいことが、すーっと入ってくる。
もっとも、「怒られたら、まず『すいません』と謝る」というポイントについては、日本人同士ならよいけれど、国際化が進む現代社会における外国人相手では誤解を生む元になる可能性があるので、反射的にやってしまわないように人によっては少し気をつけた方がいいように思う。
平易に書かれている。まるで、著者が直接話しかけてくれる感じがする。また、書かれている話し方のポイント自体は特別なものではないものの、とにかく具体例が豊富。NHKのアナウンサー時代のこと、民法に移ってから、子供の頃のこと。川上哲治、松井秀喜、黒柳徹子、若の里、羽佐間正雄、上沼恵美子、高校野球の監督、著者の両親、といった人の話が登場する。高峰秀子の旦那さんのスピーチの話も面白かった。こういったいろいろな人や自身のエピソードが盛りだくさんで、話し方のポイントとうまく絡めて紹介されている。だから、押し付けがましくないし、納得感があり、適切な例示とともに著者の伝えたいことが、すーっと入ってくる。
もっとも、「怒られたら、まず『すいません』と謝る」というポイントについては、日本人同士ならよいけれど、国際化が進む現代社会における外国人相手では誤解を生む元になる可能性があるので、反射的にやってしまわないように人によっては少し気をつけた方がいいように思う。