第4回 Crossroads Guitar Festivalは 、2013年4月12日〜13日、New York City Madison Square Gardenで開催され
思えば、このフェスティヴァルの先駆けになった1999年6月30日に行ったベネフィット・コンサート以来の14年振り
の同会場でのコンサ−トです。前回までの野外から屋内に変わった為、照明等の面で暗めですがBlu-rayならではの
高画質によりミュ−ジシャンの姿をクリア−に捉えられています。音質面でもリニアPCM/ステレオとDTS-HD
Master Audio/5.1chサラウンドが選択出来環境に合わせて楽しめます。
ジョイントコンサ−トなので、普段は
単独で其々の活動を行っているミュ−ジシャンの夢の競演が見れるのが何よりもの魅力です。観る人其々の
お気に入りのミュ−ジシャンにこの人が加わるとこんな感じになるの?って新しい発見もあるかもしれません。
個人的に印象深いのはDisc 1ではBooker T. と Steve Cropper, Keb Mo, Blake Mills, Matt Guitar Murphy,
Albert Leeによる♪Green Onions♪が懐かしい響きです。
The Robert Cray Band と B.B. King, Eric Clapton , Jimmie Vaughanによる♪Every Day I Have The Blues♪は
巨人B.B. Kingをリスペクトするブル−スマン達によるギタ−ソロ合戦で最後にB.B. King先生の満足そうな微笑が、
印象的な
セッションです。 Doyle Bramhall II と Gary Clark Jr.による♪.She's Alright♪も凄まじいです。
John Mayer と Keith Urban による♪Don't Let Me Down♪云わずと知れたThe Beatlesカバ−でも巧みなアレンジで
新鮮です。Disc 2では、Gary Clark Jr.による♪When My Train Pulls In♪ ♪Please Come Home♪のパフォ−マンスが
見事です。復帰した美少女?ベ−シストTal Wilkenfeldと共にJeff Beckによる♪Going Down♪♪Mn' Na H'ireann♪も
外せませんが、最大の目玉は、Eric Clapton と Keith Richardsによる♪Key To The Highway♪でしょう!
割れんばかり拍手の嵐!これだけでもこの作品を観る価値があります。
最後の♪High Time We Went♪は20人近いギタリストによるソロ合戦が圧巻です。
Eric Claptonによる“3年後また会おう”と言う呼びかけに第5回目も視野に・・・楽しみです。