PTSDとトラウマのすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
昨年、交通事故に遇ってこの本を手にしました。本書ではPTSDがいかに苦しく辛い精神疾患であるかが、イラストを多用して分かりやすく書かれています。とても役に立ちましたが、身近な人達の協力があまりにも強調され過ぎていて気になりました。。PTSDになっても家族や親族、頼れる友人のいない人も沢山います。医師だけに頼るのは難しいでしょうー。とはいえ、「悪化を防ぐ」という項目の「トラウマによって自分の身に起きたトラウマ反応を仕方のないことだと諦めるか、それとも、治していこうと認識するか、その違いが回復の経過を左右します」との指摘は最も参考になりましたし、励ましにもなりました。心身の変化を受け入れてしまうと回復が遅れるそうなのですー。PTSDに関する入門書として最適でしょう。
トラウマ (岩波新書)
トラウマが精神医学や心理学において、どのようにとらえられているか、の説明から始まり、トラウマも体験後の適切な手当てや全身の体調管理が必要なことが述べられている。
トラウマは重すぎる内容や共感が得られにくいことから語られないことが多い。そして語られないトラウマは周囲からの理解や診断が得られることが難しくなり、秘密にしておくことで心身に様々な良くない症状をもたらすという。
虐待による子どものトラウマについても触れ、心身の発達を妨げ、成長し、年月が経ても癌や心疾患、糖尿病など疾病にかかる率が極めて高くなるというのは、驚かされた。子ども時代の虐待の環境がいかに人の心身に長く影響を与えるか、ということだと思う。
依存症も、依存症への必死の対処手段、「自己治療」の試みとしてとらえるべきではないか、という考え方を紹介している。
自傷行為に関しても、大切なのは自傷を止めさせることではなく、自傷行為の背後にある困難な問題を見極め、軽減させることである、という深い洞察がなされている。
トラウマ反応を取り除くには、治療の他に、過去は怖くないこと、当事者が自分自身のハンドルを握り続けること。
安全な場所で共感性を持った良い「聞き手」に話を聞いてもらうことで、少しずつそれは癒えていくことを述べている。
また治療者側からも考察し、患者は治療者になんでも打ち明けるとは限らないこと、専門家だからといって秘密の技術があるわけではなく、人間としての安定や穏やかさが大事であること。
同時に社会全体の支援や理解が必要であり、支援する側が「なにか特別なことをしよう」とケアの押し売りをするのではなく、支え、ただ側にいることの大切さを繰り返し説いている。
臨床現場からの症例に基づき、患者さんの声を生かしながらトラウマについての広い全体像を示している。「こころのケア」は相手に寄り添い、相手のペースで話に耳を傾けること、誰かの側にたたずみ続けること、そんな単純なことが実感を伴って響いてくる。
「心の傷」は誰もが持ちうるものであり、社会の認知と理解を広げるためにも、自分のためにも読んでみてほしい一冊。
トラウマは重すぎる内容や共感が得られにくいことから語られないことが多い。そして語られないトラウマは周囲からの理解や診断が得られることが難しくなり、秘密にしておくことで心身に様々な良くない症状をもたらすという。
虐待による子どものトラウマについても触れ、心身の発達を妨げ、成長し、年月が経ても癌や心疾患、糖尿病など疾病にかかる率が極めて高くなるというのは、驚かされた。子ども時代の虐待の環境がいかに人の心身に長く影響を与えるか、ということだと思う。
依存症も、依存症への必死の対処手段、「自己治療」の試みとしてとらえるべきではないか、という考え方を紹介している。
自傷行為に関しても、大切なのは自傷を止めさせることではなく、自傷行為の背後にある困難な問題を見極め、軽減させることである、という深い洞察がなされている。
トラウマ反応を取り除くには、治療の他に、過去は怖くないこと、当事者が自分自身のハンドルを握り続けること。
安全な場所で共感性を持った良い「聞き手」に話を聞いてもらうことで、少しずつそれは癒えていくことを述べている。
また治療者側からも考察し、患者は治療者になんでも打ち明けるとは限らないこと、専門家だからといって秘密の技術があるわけではなく、人間としての安定や穏やかさが大事であること。
同時に社会全体の支援や理解が必要であり、支援する側が「なにか特別なことをしよう」とケアの押し売りをするのではなく、支え、ただ側にいることの大切さを繰り返し説いている。
臨床現場からの症例に基づき、患者さんの声を生かしながらトラウマについての広い全体像を示している。「こころのケア」は相手に寄り添い、相手のペースで話に耳を傾けること、誰かの側にたたずみ続けること、そんな単純なことが実感を伴って響いてくる。
「心の傷」は誰もが持ちうるものであり、社会の認知と理解を広げるためにも、自分のためにも読んでみてほしい一冊。
ライブ ア ライブ
スーパーファミコンのゲームです。
PS3?360?今あるハードに映像等で敵う訳なんてありません。
でも、本当に怖いところは怖い。
実写取り込みや、ポリゴンのムービーなんて無いのに、です。
西部、現代、原始、幕末、近未来等のオムニバス形式になっています。
それぞれのシナリオには色々な作品のパロディ、オマージュがちりばめられていて、
さらに最高のBGMが”それっぽさ”を醸し出してくれています。
このゲームで、音楽、BGMというのがどれだけ大切か、
演出で、どれだけゲームの雰囲気が変わるのか、そしてそれでどれだけゲームが面白くなるのか、
そういう事を思い知らされました。
このゲームにリアルタイムで出会えたことは、本当に幸せだったと思います。
このゲームを作ってくれた方々へ、そしてこのゲームを買った当時小学生だった弟に、心からお礼を言いたいです。
願わくば、新しいハードへ移植、もしくはリメイクされることを祈っています。
もっともっと多くの人に知って欲しい、そう心から思える数少ないゲームです。
PS3?360?今あるハードに映像等で敵う訳なんてありません。
でも、本当に怖いところは怖い。
実写取り込みや、ポリゴンのムービーなんて無いのに、です。
西部、現代、原始、幕末、近未来等のオムニバス形式になっています。
それぞれのシナリオには色々な作品のパロディ、オマージュがちりばめられていて、
さらに最高のBGMが”それっぽさ”を醸し出してくれています。
このゲームで、音楽、BGMというのがどれだけ大切か、
演出で、どれだけゲームの雰囲気が変わるのか、そしてそれでどれだけゲームが面白くなるのか、
そういう事を思い知らされました。
このゲームにリアルタイムで出会えたことは、本当に幸せだったと思います。
このゲームを作ってくれた方々へ、そしてこのゲームを買った当時小学生だった弟に、心からお礼を言いたいです。
願わくば、新しいハードへ移植、もしくはリメイクされることを祈っています。
もっともっと多くの人に知って欲しい、そう心から思える数少ないゲームです。
ウイークネスヒーロートラウマンDC
悪のドンとして、トラウマンと怪人を使って戦うゲームです。
勝つとおさわりゲームに入ります、どき魔女ほどではないのが残念ですが。アケーナお勧めです。
ミックスマン作りは楽しいのでお勧めです。以外に良作ですよー。
勝つとおさわりゲームに入ります、どき魔女ほどではないのが残念ですが。アケーナお勧めです。
ミックスマン作りは楽しいのでお勧めです。以外に良作ですよー。