渋い音楽でした。
実のところ、90歳の現役脳外医である父に頼まれて注文したのですが、父曰く「アマゾンさん、商品のことが分かってないことがたまにあるけど、これもそのひとつ。"Grinder's Switch" と言うのはバンド名とアルバム名をかねてます。ファーストアルバム（これしか出なかった？）だからね。ガーランド・ジェフェリーズはバンドのボーカルの名前だよ。ジャケットにも featuring Gerland Gefferys と書いてあるでしょ。だから『アーティスト名』はグラインダーズ・スイッチにしないとね。ところでこのアルバム、渋い名盤だと思うんだけど、さすがに本国アメリカでもCD化されてないようです」でした。

海外からの高価な中古 vinyl なので、どんな商品が来るか心配でしたが、ジャケも音質もいうことなしでした。
配達日も予定より１週間程早かったし。
梱包も完璧でした。

ありがとうございました。

と言う６０年代の名曲のリメイク､と言ってももう３０年近くも前の話なのだが、本作はオリジナルの持っていた軽いのりをまったくソウルフルでヘヴィーなものに改作している｡シングル盤になったこの曲の出来が本当に素晴らしい｡
他の挿入歌については殆んど言及する事はない､ただこの人はその時に出た新人アーティストではなかったと記憶している｡苦労人のヴェテランだったように覚えているのだが、歌はそんな実力の片鱗を垣間見せる｡
オリジナル（？＆ミステリアンズだったと思うが）の曲と聞き比べれば判るけど､よく似たアレンジでも重さがぜんぜん違う｡この歌をポップスからソウルに変えたマジックは今なにをしているんだろう？