オヨネコぶーにゃん(1) (フラワーコミックス)
宣伝ではありませんが復刊ドットコムから。全巻揃いで一万五千円ぐらいです。
大人気作でしたし刊行から三十年ほど経っていますので美品は難しく、ボロボロになるまで読まれることこそコミック本の勲章とも言えますが。
カバーや判型が違ってもよいという方や、贈り物用なら、復刊本という選択肢もあります。
大人気作でしたし刊行から三十年ほど経っていますので美品は難しく、ボロボロになるまで読まれることこそコミック本の勲章とも言えますが。
カバーや判型が違ってもよいという方や、贈り物用なら、復刊本という選択肢もあります。
つぐみ [VHS]
製作時期を見たところ、小説が書かれて間もない、80年代末期から90年代初頭のころの作品でした。小説の書かれた時期とほぼ重なる時期の日本の町の様子がリアルタイムで映像化されているという感じです。
長い作品を映画にするとき、時間の枠があって、どうしても削除せざるを得ない部分があると思うのですが、この映画では、たとえ短くても、原作のエピソードを出来る限り入れようとしている意識がとても感じられます。原作を読んでいたら、「あ、この部分は、原作のあの部分を意識しているなあ。」ということに気づくところがたくさんありました。原作を読んでいなくても、何の違和感もなく、ストーリーの流れについていけます。
私たちが作品を鑑賞するとき、舞台となる時期を想像しながら鑑賞すると思いますが、映像を通してみていると、ファッションなど、「現在からの想像」では届かない当時の雰囲気がとてもよく伝わってきました。
白河まりあ役の中嶋朋子さんの淡々とした美しいナレーションと共に、静かに進んでゆく物語が、美しい映像を通して自然に心にしみこんできました。つぐみ役の牧瀬里穂さんもかわいらしいし、陽子ちゃん役の白鳥靖代さんの柔和な表情もとても魅力的です。80年代末期から90年代初頭の雰囲気を味わいたいとき、ノスタルジックで穏やかな気分になりたいとき、にお勧めです!
長い作品を映画にするとき、時間の枠があって、どうしても削除せざるを得ない部分があると思うのですが、この映画では、たとえ短くても、原作のエピソードを出来る限り入れようとしている意識がとても感じられます。原作を読んでいたら、「あ、この部分は、原作のあの部分を意識しているなあ。」ということに気づくところがたくさんありました。原作を読んでいなくても、何の違和感もなく、ストーリーの流れについていけます。
私たちが作品を鑑賞するとき、舞台となる時期を想像しながら鑑賞すると思いますが、映像を通してみていると、ファッションなど、「現在からの想像」では届かない当時の雰囲気がとてもよく伝わってきました。
白河まりあ役の中嶋朋子さんの淡々とした美しいナレーションと共に、静かに進んでゆく物語が、美しい映像を通して自然に心にしみこんできました。つぐみ役の牧瀬里穂さんもかわいらしいし、陽子ちゃん役の白鳥靖代さんの柔和な表情もとても魅力的です。80年代末期から90年代初頭の雰囲気を味わいたいとき、ノスタルジックで穏やかな気分になりたいとき、にお勧めです!
七瀬ふたたび DVD-BOX
やたら映像化されますよね、このシリーズ。
多分、最初の実写版のころ(72年らしいですね)は、かなりドキドキするサスペンス感もあったのでしょうね。
しかし、とにかく情報の氾濫と急流の中にある今、本作を観るととても牧歌的でした。主演の蓮佛さんは大林監督が20年に一人の逸材と評したとおり、感情表現の豊かな好演だったと思います。
芦名星主演で映画化され、今民放で「家族八景」も放映されていて、なぜ今そこまで七瀬?感はありますが、本作については、手厚く作り込まれていて製作陣の熱意が伝わってきます。正直、切迫感は全然ないですが、これはこれで良かったと思いますよ〜。
多分、最初の実写版のころ(72年らしいですね)は、かなりドキドキするサスペンス感もあったのでしょうね。
しかし、とにかく情報の氾濫と急流の中にある今、本作を観るととても牧歌的でした。主演の蓮佛さんは大林監督が20年に一人の逸材と評したとおり、感情表現の豊かな好演だったと思います。
芦名星主演で映画化され、今民放で「家族八景」も放映されていて、なぜ今そこまで七瀬?感はありますが、本作については、手厚く作り込まれていて製作陣の熱意が伝わってきます。正直、切迫感は全然ないですが、これはこれで良かったと思いますよ〜。