かくてアダムの死を禁ず―夜想譚グリモアリス〈1〉 (富士見ミステリー文庫) |
のですが、中々に惹き込まれるような文章と展開で終盤からは一気に読みきってしまいました。
ミステリー系の本を初めて読んだので新鮮味という要素もあったかも知れませんが、とにかく私には楽しく読める本でした。 また、松竜氏のファンでして(今回これを買った動機の一つも氏の絵なのですが)、今回も期待通りの素晴らしい出来でした。 ちょっとギャグ(?)が寒いのに目をつぶれば、かなりの良作だと思いますよ。 |
GIZA studio 10th Anniversary Masterpiece BLEND~FUN Side~ |
GIZAのコンピレーションアルバムと考えるより、アニメソングのコンピレーションアルバムだと考えた方が良いのかなと私は思いました。名探偵コナンや結界師、モンキーターンV、探偵学園Q等で主題歌となった楽曲が多く収録されています。個人的に好きな楽曲が多かったので、評価は星4つです。 |
チバユウスケ詩集 ビート |
チバのロックの真髄は、詩にあり。
熱いのに冷めていて、ワイルドでロマンティック。 そんな詩が書ける人は他にいないと思いました。 一曲一曲(全てではない)に短いですがコメントがあり、作者の考えが垣間見れるのが、チバファンとしては嬉しい限りです。 |
アルフォンシーナと海 |
「小さな空」が目当てでした。私はシンプルなうたを愛するので、こんなに淡く郷愁を抱かせるうたはたまりません。特に波多野さんの母性的で澄んだうたごえが、ゆるやかでしなやかな弧を描き、優しく繊細にことばをのせてゆくこの音源は他の歌手のものより、曲の美しさがいちばんこころに届く作品となっています。
個人的にこのうたと出会えたのはステージの上。一度だけうたう機会に恵まれ、この優しい色彩をもつ旋律とことばに吹かれていると、思わずこんなうたがうたいたかったんだというカタルシスを感じずにはいられませんでした。ささやかさのなかに、うたの美徳がきれいにつまっているから、もしかしたら歌い手自身の方が気持ちよいうたなのかも。詩の寂しさと切ない行間が、譜割りや旋律にも表れている気がして、誰しもがもつ遠い空へこころを飛ばさずにはいられないうただと思います。 作品は20世紀のうたに、リュートのもつルネサンス、バロックの調べが時間を超え悠久なわびさびをふかせます。この楽器の先祖がアラビアを起源とし欧州に伝わりやがては日本の琵琶にも形をかえてゆくということで、日本人の私なのに何故かその音色に懐かしさ・いみじさを感じてしまいました。 同時に波多野さんのビブラートを使わない楚々とした演奏はバロックの美しさを表現するオリジナル主義、また近現代の音楽を新たな視点で演奏する90年代的多様性を感じます。丁度古楽の精神を20世紀のうたたちに映しこんでゆくよう。だから原語や風土の違いが違和感無くまとめられています。ピアソラとプーランクの音楽的色彩それぞれの地塗りの中にさえ。そして13から14へ渡る際の自然さなど当にそう。 また彼女はうたのアプローチとして「誰に」なりきって「誰に対して」歌うか、そして「どこに居るのか」というイメージを大切にするそうですから、私達がこの音源をきいて想起する様々な風景はもしやそれがこちらに届いているのかも。彼女曰く「私はいつも詩だけを取りだして感じるのではなくて、音と一体になったうえでの詩を感じている。詩人が創ったファンタジーだけでなく、作曲家が詩に対して抱いたファンタジーをシェアする作業だ」と。当に我々を静かな旅へ連れて行ってくれる作品です。 |
~英語バージョンで聴く~R30 SWEET-J・POPS VOCALIST名曲集 |
外人が英語で歌った日本の曲って、出来、不出来が激しいですよね。中には原曲のよさを壊すようなアレンジであったり、ただ歌ってるだけのヴォーカルだったり。そこへいくと、このR30はなかなか丁寧に作っていますね。
ノーランズが歌う「秋桜」(山口百恵)は泣けました。名作ですね。この曲15年くらい前に確かノーランズが山口百恵や小泉今日子の曲を英語で歌ってレコード大賞の企画賞を獲った作品ですよね。「飾りじゃないのよ涙は」(中森明菜)で見せる、ノーランズのパンチの利いたヴォーカルもVERY GOOD!!「 「抱いて」(松田聖子)、「会いたい」(沢田知可子)、「セーラー服と機関銃」(薬師丸ひろ子)を歌っているヘレン・シャピロってブリティッシュ・ポップスの女王でしょ。歌に安定感がありますね。 「I LOVE YOU」(尾崎豊)、「ラブ・ストーリーは突然に」(小田和正)、「壊れかけのRadio](徳永英明)を歌っているデス・ダイヤーはあの大ヒット曲「スカイ・ハイ」を歌うジグソーのリード・ヴォーカルですね。彼はどんな曲でもうまく歌いますね。歌がとてもうまい人です。 あと「いとしのエリー」(サザン・オールスターズ)、「見上げてごらん夜の星を」(平井堅)を歌うプラターズは、アメリカのロックの殿堂入りした黒人グループでしょ。「いとしのエリー」のソウルフルな歌はさすがですね。 このR30の参加アーティストは超一流の人たちばかりですね。やはり、ヴォーカリストは歌がうまくなくちゃいけません。このCD文句なしの☆☆☆☆☆(星5つ)です。 |
LIFE STYLE マルチビタミン&ミネラル |
これまでにいくつか日米のサプリを試していますが、これはなかなか気に入っています。
成分量だけなら、これより優れているアメリカ製のものは数多く存在します。 それでも日本製のものよりは多めです。 アメリカ製は粒がやたらとでかくて飲みにくかったりしますが、 これはひまわりの種程度なので飲みやすいです。 臭いもきつくないので、飲みやすさについては十分配慮されています。 日本製では馴染みが薄いですが、時間をかけて溶け出すタイムリリース加工、 吸収効率を高めるキレート加工を採用している点も評価できます。 試す価値のあるマルチビタミンだと思います。 |
名曲撰 ユメミゴコチ |
NHKの「みんなのうた」に使われた「恋花火」で2002年デビューを果たしたシンガーソングライター諫山実生の初のベストアルバムです。「名曲選 ユメミゴコチ」と名付けられ、デビューしてから5年も経っていて、今までリリースされた13枚のシングル、そしてボーナストラックとして今まではライブだけで演奏された新潟中越地震についての話を聴いてサポートソングとしてFMポートDJのhiroeさんが作詞に手掛けた「絆」と今までゲーム「SHADOW HEARTS 2」のサントラにしか収録されてなかった幻の曲「月恋歌」を含めて全15曲収録されます。こういうベストアルバムは多くの時唯のシングル曲集なので、こうしたレアで新しいコンテンツが入っていて本当に嬉しいです。
スピリチュアルでメロディオスな彼女の歌声、耳に優しいメロディライン、そしてアコースティックエレメンツをふんだんに使ったサウンドはとても自然に聴こえてきて聴き手の心を癒すのではないでしょうか。エモーショナルにカバーした荒井由実の「朝日の中で微笑んで」をはじめ、ジャージで可愛らしい「月のワルツ」、エキゾティックなアラビアンテーストでダイナミックな「サハラの誘惑」、温かくノスタルジアに溢れている「あなたに贈る詩」、そして多重コーラスによるシュールなアレンジを持っている「とおりゃんせ」などバラエティーに富んだアルバムで「諫山実生」というアーティストの濃縮版で、既にファンな方は言うまでもなく、彼女の初心者ならば特に勧めます。 |
ジャングルの王者ターちゃん 【コミックセット】 |
徳弘正也が最後に少年誌で描いた本格格闘漫画。作者得意の下ネタはこのころからも健在で、少年ジャンプで連載されていたことから、子供から女性まで楽しめるないようです。友情あり、ターちゃんや仲間たちが繰り広げる人間模様も見物。後の狂四郎2030やバンパイヤに先駆けた名作と言えると思います。 |
わたし |
ラジオで流れてるのを聴いて、購入しました。歌詞が自分のこころに響く曲でした。最近の、というか日本の音楽のほとんどが恋愛モノばかりの中で、こころの葛藤とか、悲しさとかを訴えている彼女は貴重なのではないでしょうか。 |
モンキーターン (29) (少年サンデーコミックス) |
今回のレースはあまり目を見張るほどの展開は無いが、 人間関係に不穏な動き。波多野くんの行動と青島さんの 告白は、一連の流れから見て僕的には、読者人気に押さ れヒロインの座を狙う(?)青島さんの「下克上宣言」 の様に思える。(設定上のヒロインに魅力無いからなァ) これって澄ちゃんピンチ? |