バグダッド・カフェ 完全版 [DVD] |
’80年代、小説、映画を問わず、アメリカではミニマリズムが大流行したが、実はこれは西ドイツの監督が撮った映画。ラスベガス近郊。旅行中ケンカをした西ドイツの中年夫婦。夫は妻をハイウェイの途中に置いて一人で行ってしまう。妻、ジャスミンは歩いてバグダッド・カフェに辿り着く。カフェの女主人も夫婦ゲンカをして夫を追い出したばかり。息子や娘は勝手気ままで母親を手伝おうともしない。そこにジャスミンがステイする事になる。勝手に事務所を掃除してしまうなど、奇妙な振る舞いをするジャスミンに、初めは嫌悪していた女主人も次第に心を許していく。ジャスミンが殆ど喋らないのがいい。カウリスマキ映画の常連のペロンパーといい、無口で演技をしてしまう俳優は実に存在感があってすごいと思う。あなたが人生に疲れていて、癒されたい時に観たら、主題歌の"Calling you"とともに、どっぶりハマッてしまうでしょう。 |
ジャックブラザースの迷路でヒーホー 【バーチャルボーイ】 |
「真・女神転生」シリーズのSDキャラのアクションゲームです。
選べるのは「ジャックザフロスト」「ジャックザランタン」「ジャックザリッパー」の三人です。 この内、フロストは少々弱めなのに注意。 難易度は結構低めです。ボスがちょっと厳しめではありますが。 全体的に手堅いレベルでまとまっています。ただバーチャルボーイの機能は余り生かされてないのが難点です。 |
バグズ・ライフ [DVD] |
ピクサー作品が大好きな我が家ですが、今までの作品で唯一★4個がこの作品です。他の作品は何十回と見ることが多いのですが、この作品だけは3〜4回しか観ていません。やはり「七人の侍」にストーリーが似すぎていることや、キャラクターが少し気味悪い印象なのがマイナスです。それでもDVDを買う価値はあります。なんたって特典の「ゲーリーじいさんのチェス」が最高に面白いですから。 |
ロードス島戦記 【PCエンジン】 |
原作で言うと第一巻「灰色の魔女」をゲーム化した物。 ストーリーは原作通りだがエンディングがハッピーエンドになる様に アレンジされている。 ビジュアル面は力を注いでおりビデオアニメと同じ主題歌が 2曲とも入っていたり上手い演出をしている。 反面、戦闘シーンは地味だが良く出来てると思う。 |
ayaka Live Tour "First Message" (通常版) [DVD] |
最初は、本人が元気で上滑りしているのかなとも思った感もあったのです。緊張しているのかなと。まあ、最初だから仕方が無いとも思ったりもしました。
「三日月」「ウィングロード」など、素晴らしいハーモニーだと思い、注目をしている方です。でも、こざっぱりとして、派手なところはあまり見受けられません。バラードの歌手とはこんなものでしょう。将来非常に期待の持てます。 ステージの方も、「アイ ビリーブ」などのあたりから本領発揮でしょうか。最後の「三日月」まで、しっとりと聞かせてくれます。そう言えば、彼女が、アカペラを披露して注目されているとか。ますます期待のもてる歌手です。もっと、バラードを。もっと、バラードをと期待してます。 |
高円寺女子サッカー(通常版) |
赤ジャージの熱血教師が主人公のアドベンチャーゲーム。
アニメやドラマのような話区切りで進行。 ストーリーは選択肢によって大きく変化し、次の話のサブタイトルをも変化する。 全体的にストーリーが短く、試合の後はすぐに試合と、日常の描写が少なすぎるのが残念。 選択肢によっては、まったく会話すら出来ないキャラクターが出てくるのもどうかと…。 ただ、FCのキャプ●ン翼のような試合シーン(見た目だけですが)は懐かしく、基本的に見ているだけなのに意外と楽しい。 いきなり必殺シュートとか打てる女子高生や、なにかにつけて痴漢呼ばわりされる主人公など、キャラクターも濃くて良いです。 PCエンジンのデジコミ(死語?)などが好きだったなら楽しめると思います。 最近流行の感動・せつない系ギャルゲーを期待してはいけません。 |
彼のオートバイ、彼女の島 [DVD] |
オートバイ好き、そうでない方もこの映画を見ると乗りたくなります。主演の原田貴和子、竹内力もいい味出してます。特にカワサキW3のエキゾーストがすごく魅力的でこのオートバイが欲しくなること間違いない!!! |
永遠のモータウン [DVD] |
MOTOWN、もう説明のいらないぐらい有名なMOTOWN。 そして、マーヴィンやスティービーにシュプリームスにテンプス・・・。結構音楽に詳しい人でもその彼らのバックバンドについては無知。私も恥ずかしながら彼らバックバンドのメンバーを一人も知りませんでした。 その彼ら『FUNK BROTHERS』がいたからMOTOWNがあり、今の音楽シーンがある。決して素通リは出来ません。 マーヴィンの『WHAT'S GOING ON』をチャカカーンが歌うシーンで思わず泣いてしまいます。 ただ、ドキュメンタリー的な内容なのでまったくの無知な方には退屈に感じてしまう部分もあり、星4つです。 |
それでもやっぱりがんばらない (集英社文庫 か 39-4) |
鎌田先生の話は
こころがあたたかくなります。 先生のがんばらない3部作の3冊目。 この本も一気に読んでしまいました。 こころが疲れた時、人が信じられなくなったとき・・ 鎌田先生の優しさあふれた本を手に取ってみてください。 また歩き出すことが きっとできるでしょう。 とびっきりのお勧めの本です。 ^^ |
Give Me My Father's Body: The Life of Minik, the New York Eskimo |
主人公ミミックは幼くして「見世物同然に」アメリカに渡り、ともにわたった父親とも死に別れ、里親にはよくしてもらったものの、アメリカにもエスキモー社会にもなじめないどこにも所属できない宙ぶらりんの人間となってしまう。ここでミミックが、ものすごく立派な大人となり、父親の骨を返してもらうために人種差別撤廃運動をうんぬん・・となればストーリー性充分なのだろうが、この本はそうはならない。そしてそれこそが現実であり、その物悲しい現実を客観的事実をふまえながら作者は淡々と描いていくのだ。 それにしてもアメリカ白人冒険者たちの、薄情で傲慢なことよ!当時のアメリカの白人至上ご都合主義を知ることができるだけでも、一見の価値がある本である。 |