この歌ほど心にしみる曲はないと思います。 最近の音楽界は本当にぱっとしないんですが、昔は良い曲が溢れていました。 そしてその中でも選ばれた曲の1つだと思います。 この曲を聴くと夏だなという感じがします。 この音楽はいつまでも愛される曲だろうとおもいます。
何となく観たのだけれど、これがまたよかった。 戦争の映画だという風に聞いていたのだが、戦闘場面は無く、疎開先での少年たちのドラマが主体になっている。 主人公の成長と、学級内での子供たちの勢力争いが丁寧に描かれている。 すべてを言葉で語らないところもまた良し。 富山県の美しい風景を背景に進む、ちょっと物悲しいストーリーに心打たれるものがあるはずだ。 ラストの、“電車のシーン”思わず涙してしまう人も多いはずだ。 って、これ、DVD出てないのか…残念。
何度見ても胸が熱くなります。
戦時中、疎開先の田舎での少年たちの心模様。
子供でも大人でもない、「少年」時代。
剥き出しの心のふれあい、ぶつかりあい。
愛情、嫉妬、憎悪、独占欲・・・言葉では表現しきれない複雑な感情が
生々しく、鮮烈に描き出されていて、見ていてせつなく、苦しくなるほどです。
おそらく、誰の胸にも甦ってくるものがあるのではないでしょうか。
心に直に触れてくる映画だと思います。
柏原兵三の自伝的長編「長い道」、それを下敷きにした藤子不二雄のマンガ「少年時代」を原作にした佳作。戦時中の疎開先で起こる都会の少年と地元の少年たちとの葛藤。少年時代特有のお互いに惹かれながら反目しあう微妙な心理がよく表現されている。ラストシーンは井上陽水の名曲「少年時代」と相俟って泣ける。一刻も早いDVD化が望まれる。
映画製作までにはドラマチックな経緯があるようだが、出来はまあ普通。地方教師の父と優しい母に守られたプチブル少年時代の夢のような思い出の物語。それは伝わって来るのだが、原作者が持っていたであろう甘酸っぱいような切ないような過去への哀惜、という、この物語の核となるべき部分が希薄にしか映像に表れていない。悪くはないが、特筆すべきものはない。シナリオと合わせて語学教材として適。
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