会津若松市出身で、地元のお米が食べたく商品名に「会津産」と記載されていたこちらを購入。しかし届いた品物は田村市からの発送で、外袋には「福島県 コシヒカリ」と印刷された下に後から判子を押したかのような印刷で「会津産」と書かれていました。
田村市は会津地方ではありませんが、会津で作った米を遠く離れた田村市へ運び販売しているのでしょうか?なんだか騙されたような気分です。
福島県産と書くと売れないから、会津産として売っているのでしょうか。
返品したいくらいです。
白状すれば私は第三者ではなく、世界的物理学者の筆者を個人的に尊敬する後輩であるが、感想は客観的に記載させて頂く。
本書は、貪欲な知識欲を持つ読者向けに、Nobel賞を含む最先端の物理学界の知見を、学術論文に匹敵する正確な引用や論理展開で、筆者の広範囲な趣味と一流の学者との交流を背景に随筆風の洒脱な筆致で、我々の日常生活に隣接する諸領域に適用して、読者に快刀乱麻の納得感を与える書である。類似の意図の他書が色々ある中で、読者の親近感を犠牲にすることなく妥協の無い正確さや論理性を維持した本書は特異であり、今後何度も読み返したい驚くべき名著と感じた。
3部作である。第1部では、巨大な宇宙と微小な素粒子の関係が近年ホットな宇宙物理を深耕し、第2部では、温暖化・気候変動と
自然エネルギーの文脈で核融合の困難な見通しを詳述する。第3部では、生物誕生・受難の歴史と地球外生物の可能性を深堀りする。全てエネルギーに関連しているから「エネルギーの科学」という表題は妥当ではあるが、表題からは広範囲な内容は想像し難い。著述の心は「科学の目で見たわが森羅万象」とでもいった意識であったろうか。
上記各領域に興味を持ち、時折出現する数式を恐れない理科系の読者にとっては、刮目の想いで啓示が得られる書である。興味を持ちつつも数式や理論の詳細におっくうさを感じる理科系・文科系の読者にとっても、詳細を読み飛ばせば各領域における最新の物理学界の知見を比較的平易に把握できるまたとない書となるであろう。