これはもう、痛快まるカジリ、「渋くてかっちょいいのを聴きたけりゃ、とにかく、コレを聴け!!」と、自信をもってオススメできます。
若い人にもわかるようにあえて、たとえて言うなら、「WHITE SNAKEのご先祖様みたいなオト」といえば、ううん、言えないこともない。しかし、生命を危機にさらして「自由とブルースを求めて!!」、東
ドイツから亡命してきたリーダー、ジョン・ケイ様の気迫はもう、ただものではありません。
時代背景や音楽状況のせいか、他の楽器パーツ演奏メンバーも「いっちゃってる」というか、けっこう「フリーキー」なカンジで、すっごく気持ちいいんすよお。ドラッグやりながら、プレイしてるんじゃないかなあ、ってトリップ感があります。随所にハモンド・オルガンもひかっていて、おおっと、ここでもひきこまれます。70年代初期ポップスとして聴いてもグーな名盤で、実際、当時、ヒット・チャートに頻繁に顔を出していたらしい。いい時代だったんだなあ。
これはもう、痛快まるカジリ、「渋くてかっちょいいのを聴きたけりゃ、とにかく、コレを聴け!!」と、自信をもってオススメできます。
若い人にもわかるようにあえて、たとえて言うなら、「WHITE SNAKEのご先祖様みたいなオト」といえば、ううん、言えないこともない。しかし、生命を危機にさらして「自由とブルースを求めて!!」、東
ドイツから亡命してきたリーダー、ジョン・ケイ様の気迫はもう、ただものではありません。
時代背景や音楽状況のせいか、他の楽器パーツ演奏メンバーも「いっちゃってる」というか、けっこう「フリーキー」なカンジで、すっごく気持ちいいんすよお。ドラッグやりながら、プレイしてるんじゃないかなあ、ってトリップ感があります。随所にハモンド・オルガンもひかっていて、おおっと、ここでもひきこまれます。70年代初期ポップスとして聴いてもグーな名盤で、実際、当時、ヒット・チャートに頻繁に顔を出していたらしい。いい時代だったんだなあ。
ノーベル賞作家ヘルマン・ヘッセの荒野の狼の映画化です。107分と短時間ですが、実写の映像にアニメなどを途中に織り込んで原作のポイントはおさえてあります。小説が好きになられた方は、映画は、小説のいい復習になって満足されると思います(小説ほどの深みはありませんが)。ヒロインのヘルミーネ役のドミニク・サンダが知的で美しく、特に後半の男装姿は息を呑む美しさです。ドミニク・サンダのファンには必見の一本です。主役のマックス・フォン・シドーも好演していますが、中年男性の設定のはずですが、老年に近い印象を受けます。内容は残酷シーンも性的描写も穏当ですが、カルラ・ロマネッリとサンダのヌードシーンがありますので、視聴は中学生からということが適当と思われます。
かなり密度の高い文体で、やや難解。じっくり時間をかけて読むことをお勧めします。私は久しぶりに読書で魂を揺さぶられるような体験をしました。すこし人生観が変わったかもしれません。それくらい凄い本だと思います。