ノベルゲームにありがちな、最初グダグダで、最後で感動させるというのが、
このゲームだと、最初謎につつまれクリア、最後は少しの感動と、カッコよさと、なにより、謎が解けた快感がとてもいいです。
だからこうだったのか！
みたいな、進めていくうち、謎が解かされるのが好きな方は、ぜひぜひ買ってみてください。
中身は長編だったので、あまり短い時間でサクッとできませんが、じっくりこの世界を楽しむのに、とてもいい量です

最初は気持ちの上で反発するものがありました。「男は」「女は」ってひとくくりにしないでよ、って。自分はどちらかというとサバサバして男っぽいタイプだと思うので、この本で描かれている女性の心理が自分には当てはまらないものだと思って読みすすめていました。でも段々と、「あるある！」自分にもぴったり当てはまる女性の気持ちがズバリズバリと指摘されて、途中で読むのが苦しくなったほど。自分がパートナーに求めつつ、何か満たされない、その気持ちの裏がわかったように思います。彼にも読んで欲しいけど、まず私が自分自身を知る上でとても貴重な読書になりました。
結婚と恋愛がごちゃまぜで、離婚が急増している今の時代（私も離婚経験者です・・・）に、男と女が「ひとつになること」がこれほど重たくてそして尊いものであるということを、本当にいまさらですが、初めて知りました。

代わり映えしないレースアルゴリズム
実は大雑把な競走馬ステータス
一見のリアルさを除いて質の悪いグラフィック
細かいバグや程度の低いテキスト。

これらは、もうしょうがない。
ウイニングポストシリーズの経験者なら
諦めている人も多いと思います。

しかし、ほんのちょっと考えれば改善できるようなUIぐらいは
なんとかしてほしい。
製作者は自分が遊んだら、どう思うか
一度考えていただきたいものです。

意思決定してる方には史実期間だけでも
一度通してプレイしてみていただきたいです。
おそらくプレイを強制された場合、悶絶できますよ。
消費者とはいえ、好きでプレイしてるから我慢できるレベルゆえ
ユーザビリティを向上できる箇所、すぐにわかりますんで、是非。

ボタンエディット、ショートカット
テキスト送りからの突然の選択肢など
少し考えたUIならボタンを押す回数を簡単に半分にできますし
ユーザがミスをしてしまうリスクは今の30％ぐらいに減らせるはずです。

良質のUIならボタン押印数は現状の30％を想定しています。

頼みますから、これぐらいはパッチで何とかしてください。
たまにはユーザの好感度を上げておくのも戦略だと思いますよ？