日本を誇る女流バカ映画監督の松梨智子監督による、
メジャー第三弾作品。不景気を吹き飛ばす何かがこの映画にはあるかも?
ことば系の教科の基本は読むことで、読む事の基本は語彙と文法だとは、誰もが信じて疑わない常識です。
英語はこの常識が通用しますが、古文では全然通用しません。通用しないのは、古典文法つまり学校文法が、英文法をまねて作られ、日本語の実態に合っていないことが、ひとつの原因かと思います。ただし愚痴を言っても、何の改善にもなりません。
現状では、学校文法を学んだ後に、大量のテキストを読んで、古文に慣れなければなりません。また語彙は語意が重複し、
英語と比べると、とても暗記しにくいと思います。
英語に倣って、語源で攻めてみましたが、語意は良く分かるのですが、どうも時間がかかりすぎます。つまり、語彙は数で勝負の分野ですから、これでは困るのであります。要するに、語彙についても、大量のテキストを読んで、古文に慣れなければなりません。まるで頭を使わずに、体を使えと叱られているようです。このような例外的な教科もあるとも言えますが、古典文法が不毛な事も、古文の分かりにくさの原因のひとつかと思います。しかし、愚痴を言っても、何の改善にもなりません。
また予備校の先生の、いくつかの読解法も読んでみましたが、いずれもイマイチでした。
行き詰まった時は、基本に戻るのが正解です。
そこでこの単語集です。「判定のカギ」が有益です。他書にはない、有益な視点です。分ければ分かる、分かりたかったら、分析することが正解です。
英語はlow-context、日本語はhigh-contextという実感にも合います。
よって、4★です。