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一途一心、命をつなぐ
この本の表題は、まさに天野さんの実践哲学を表している。お父さんのhertzのオペに立ち会いながらお父さんの命を救えなかった無念さが、一途一心の出発点になったと感じた。父を失った天野さんの魂の慟哭が、一夜亡骸に寄り添って過ごした間に想いが昇華し、自身の「今後の人生をどのように生きるべきか」、考え抜いた結果、この実践哲学が生まれたと思える。他に語ることなく決意したことを、その後の生きざまに体現した天野さんに畏敬の念を持った。traumaになったかもしれない「父の死」を超えた精神力に敬意を表したい。その精神力と努力があって、ついに天皇陛下の執刀医に選ばれる技倆を持つに至った、その半生が述べられた一冊である。

天野正道 吹奏楽傑作選~COMPOSITIONS&ARRANGEMENTS
天野氏の作品集は吹奏楽、映像音楽と数多くリリースされているが、
一聴して、今までの、特に吹奏楽作品集とはサウンドが全く違うと
感じられる。
それもそのはず、天野氏本人がミックスダウンを手がけていると
いうのだから。
本人の解説の書いているとおり、特に吹奏楽などの録音は如何に
出音を忠実に再現するか、が大命題であり、それが出来ていないアルバムは
良くないのであろう。しかしながら、エンジニアも作品の再創造に関与する
重要な存在(天野氏の解説によるとダンスミュージックのリミックスなどが
その良い例)というファクターで観ると、こういったアプローチも
一つの「作品」として考えた場合、大いにあり得ると共感した。
何しろ、他の吹奏楽CDとは全くサウンドが違う。また、曲ごとにも作品に
合うように敢えてミックスを変えている、というのも良い試みだと思う。

どの作品も素晴らしいが、個人的には天野作品の中では数少ないであろう、
小編成作品の「花の香」が気に入っている。初めて聞くピアニストだが、
幻想的なピアノプレイがとても心地よい。

ダウンタウンのごっつええ感じ完全大図鑑
ごっつえぇ感じのキャラが満載です。
写真入りで細かい情報が入っており、1つづつ見るたびに
「このコントは面白かったなぁ〜」と思いふける事が出来ます。

巻末には各放送回の内容詳細が載っており、
どのコントをどの時期に放送していたかなどがわかり
マニアにはたまらない1冊になると思います。

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