映画は産業として大きな広がりを持っている分野。しかし、その製作過程はともすれば神話化されすぎたり、芸術化されすぎたりしてしまうのが困る。この本では実際の撮影に入るまでのプロセス、作品が仕上がってからのプロセスがほとんど。それはつまり映画が、映画監督や俳優だけのものではないという事実を示している。その実務的な部分をしっかりと書いているのがこの本。しかも、何人かのそこで働いている専門家によるオムニバス形式で、書かれているのがいい。外部からの取材では、やはりうかがい知れないような息使いまでもが感じられる。小生が購入したのは古本だったけれど、知り合いのTVや映画関係者のデスクの上にこの本があったのを何度か見かけたことがある。単なる映画ファンから映画を仕事にしたいとする人にとっても、プロの地道な仕事の現場が分かる良書である。
ストップモーション アニメで迫力あるモンスターや白骨戦士や守り神を実写に合成をする、アメリカでは既に大昔からこれ程の高い特撮技術が発展をしていたのですね、驚くばかりです。制作は1958年制作(シンドバッドの冒険)シリーズから既に多くの特撮作品を手がけていたハリーハウゼン、ストップモーション アニメ技術で怪獣や闇の白骨戦士、巨大神像などで魅力たっぷりな
ギリシャ神話の世界を造りだしているのが素晴らしい。神秘的ながらどこか原始的な味のある闇の神殿、人間味溢れるゼウス神やその妻ヘラなど観ていて実に楽しい、ジェーソン王子を演じた俳優トッド アームストロングの若々しい男前ぶりも魅力的、これはお勧めな名作ですね。公開は1963年。
仕事でフレームワーク設計をしている関係で、.NET CLSのメタデータから情報を抽出したり、その情報を使って自動的にソースコードや資料の生成を行ったり、動的にアセンブリを生成するなどのコードを良く書きます。このような作業の必要に迫られているなら、手法などを横断的に知るのに良い一冊です。また、こんなことも出来るのか!という、新たな発見も得られるかと思います。
但し、この技術は、ほぼ全ての側面で応用が可能なため、間違っても、一般的なプログラミングで解決できることを、ここで紹介されている手法を使って解決しようと思わない方が良いでしょう。そういう技術は、オブジェクト指向やデザインパターン、リファクタリングなどを習得して解決しましょう。