浅見光彦シリーズの111作目のようです。
京都・天橋立から事件は始まり、舞台は山形・出羽三山へ。
どちらも観光地と知られている場所なので、
旅行好きな方にとってはイメージしやすい場所かと思います。
事件の真相は少しお粗末だった感はありますが、
安定した面白さは健在です。
それにしても光彦坊ちゃん。
そろそろ、登場するヒロインと身を固めても良いんじゃないでしょうか。
個人的に
沢村一樹さんの光彦が大好きなので、一時間ドラマになっても好きです。
ドラマとか映画って、原作に全て忠実は無理と思っています。
内田康夫先生の作品が好きで、アドベンチャーゲームも好きなんで、買いました。DS西村京太郎シリーズが、もうひとつで、山村美紗にいたっては、すぐ売っちゃいましたが、これは、いいかも。浅見光彦の世界観をこわしてないし、操作性もまあまあだし、エンディングが分岐するのも懐かしい感じです。しかも、一つクリアすれば、「ここをこうしたら、このエンディングに行くよ」というヒントももらえるし、やり直す時にいたっては、スキップ機能大活躍です。浅見光彦の助手として、一緒に捜査する設定は、女性ファン、垂涎でしょう。おまけシナリオも、それなりに内田先生っぽいストーリーだし。正直、このタイプのゲームに期待薄だった分、うれしかったです。ただ、浅見光彦を知らない人には、どうなんだろう?って気はしますが。ファンとしては、せっかくなら、地方に行ってほしかったですけどね。