速く走れるようになるには、心肺機能を鍛えること、そして筋肉を鍛えること、この2つが必要。これがわかると、ただゆっくりたくさん走ってもタイムが伸びないことが簡単に理解できる。マラソンを始めたころは少し走るだけでもきつい。そのうち同じ距離・時間を走るのがだんだん楽になってくる。楽なまま走っていても、心肺や筋肉は鍛えられないていないので、タイムが伸びない。
そこでやらなくてはいけないのがスピード練習。1kmを全力で走り、5分ぐらいジョグ、そしてまた1kmを全力で走るというようなインターバル走、徐々にスピードを上げて最後は全力で走るビルドアップ走などが紹介されている。
健康維持のためというより、レースに出てタイムを伸ばしたいと思っている本気のランナーにおすすめです。
走らずに歩いて東京マラソンを
完走しようとする人たちに向けた本です。マラソンなんてとても・・・と思う私の背中を押してくれました。