リメイク版では
ジェット・リー、
アンディ・ラウ、金城武という豪華メンバーですが、こちらも当時のベストメンバーです。山賊の兄を演じるチェン・カンタイは強そうな見かけの内に純粋さを持った役で悲しくも感動的な見せ場あります。ティ・ロンは自ら悪役に立候補し反対する監督らを説得したという役だけあって熱演してます。でもこの映画ではデヴィッド・チャンが一番の見どころでしょう。正直、写真などではなんて事のない平凡な顔に見えますが、映画の中では、兄を見る愛情のこもった顔、戦いに空しさを感じ始めている顔、怒りに震えている顔など本当に表情豊かです。最後近くの兄弟が会う所は涙なくしては見られず、この辺からラストまでのドラマは「男たちの挽歌」に通じるものがあります。この作品で助監督だったジョン・ウーがチェン・チェ監督の影響を受けているのが分かる…との事ですが、それも納得です。ただ残念なのはティ・ロン演じるマーの恋心がはっきりしなくてラストにいく所です。それが当時のアクション映画なのでしょうか。それによって観ている人がマーに抱く感情も変わってくるかもしれないのに…。リメイク版とその辺を見比べてみたいです。
店頭で購入しました。
今まで、
フリーステッチしか興味のなかった私が、初めてクロスステッチに挑戦したいと思わせてくれた本です。 掲載されている小物も、みなセンスが良いですし、作り方も丁寧です。