笑っていいともの放送が終了したため、書店にタモリ関連書籍が並んでいたので買いました。他の本も読みましたが、これが一番面白かったです。土地をキーワードに、時系列でタモリという異能のスターの足跡、その時代がまとめられています。よくこれだけ調べたな、と驚嘆するほどで、著者はかなりのマニアなんだと思いました。そうじゃないと書けない熱を感じます。
かといって、難しくないのがよかった。芸能・テレビ・
ジャズやラジオに関する予備知識がなくても、楽しく読めました。
今だからこそ聴いて笑える、そして泣ける、そんな一枚です。これは、トン平のヘイユーブルースと五分か、いやそれ以上の出来です。マニアックかつシニカル、しかしながらみんながクスッと笑えるそんなネタが、かっこよすぎる音の
ジャズと見事に溶け合っている。本当にすごいストーリーテーラーだなと感動しました。とんでもないコンセプトアルバムですよ、これは!!
サウンドエフェクトに赤塚不二夫先生の名があるのにもびっくり仰天しました!!