傑作だった第一作をそのまま踏襲して、エンドクレジットまで延々どんでん返しを続けるというこのシリーズ。面白いのは面白いので、毎回90分楽しませてくれますが、プロットがとっぴであればあるほど、役者の存在感って大事だとあらためて思います。嘘っぽいけど、つい騙されて踊らされて振り回されて、結局ああ〜何か作り手に気持ちよく騙されたな〜という快感は、どんどんパワーダウンしてしまってます。やってることは同じだけどね。演出がそんなに違うという感じでもないので、やっぱり嘘っぽい話はリ
アリティが出せるいい役者さんが揃っていないとつまらなくなるのだなぁといういいサンプルかもしれません。でも1作目からこつこつ見てると、毎回シリーズのセルフパロディみたいになっていて、それなりに楽しめたりしてずっと続けてほしくなります。
デニース・リチャーズはとくにエッチな女子高生で大いに楽しめる。マット・ディロンのエッチな教師も。ケビン・ベーコンはクセのある刑事。ビル・マレーのインチキ臭い
弁護士。デニースはチャーリー・シーンと結婚してるらしいな。パンツが水に濡れて透けてよい。レズ・シーンも。ミステリーで内容は書かない。続編があるがスターが出ずかなり落ちる。彼女と一杯やりながら見るにはこの手の映画がいい。ロバート・ワグナーも出る。
業界のBlu-ray機普及化と販売促進の流れに連動して、我が国のBDソフトもようやく購入し易い価格設定になってきそうだ。WBに続き、ソニー・ピクチャーズでもその動きが見えてきたのは嬉しい。
今作も、DVDは既に所有していたが、今回の廉価化を機に購入した。
BDで先ず楽しみにしていたのが、アマゾンと見間違う夕刻の
フロリダの湿地帯から陽光降り注ぐ
フロリダを俯瞰したクレジット・
タイトル。でも、期待した程には美しくない。ただ、DVDと見比べてみると、全編明らかにシャープな解像度でコントラストは鮮明、音響も向上している。今作がお好きな方なら、購入しても損はないと思える。
映画については以前レビューを書き込んだが、今作はまだまだ一般的には認知度が低いのでもう一度PRを(笑)。
この映画、官能のサスペンスとのキャッチ・コピーに偽りはないエロチックさ。デニース・リチャ―ズの生唾もののプロポーションと豊満で神々しい胸元に、思わず心奪われる。かって007シリーズのボンド・ガールとして核物理学者を演じた事もある彼女だが、そんなリ
アリティ皆無の役柄よりも、やはり、今作の様な金持ちの我が儘で、年上の教師を誘惑する小悪魔的キャラこそ生き生きする。でも、彼女の名誉の為に言っておくと、実生活の彼女は(今年39歳!)、貞操観念が強く、実子を何より愛する優しい女性のようだが。
そして、この映画、タダのエロいB級サスペンスでは断じてない。前述した
フロリダの沼地の、このまま闇の世界に引きずり込まれてしまうような不気味な静寂が印象的なファースト・シーンから、
フロリダの紺青の海が鮮やかなラスト・シーンまで、全編フィルム・ノワール的なムードと映像の濃厚さに、まるで先が読めないストーリー展開と、正に1級のサスペンス・スリラーと言っていい快作だと思う。エンド・ロールで、初めて謎のパズルの全貌が明かされる快感。
ビル・マーレィ絶妙。マット・デュロンとケビン・ベーコン、方や「アウトサイダー」、方や「フットルース」で正統な青春スターとして売り出し、今では
ハリウッドのクセモノ俳優として活躍するふたりも好演だ。
10年以上前から気になってたこの
ジャケットようやく買いました。
サイズはかなり悩みましたが、Mサイズでジャストフィットでした。
思ってた以上に細く作られてます。
私は167センチ、69キロでガッチリしてます。