音大生+ストリート出身という異色のバンド 音大生ってよっぽどすごいイメージがありますけど、即興などが必要とされるPOPSは得意でないんですよ(勿論学部によりますよ)
その意味では非常にバランスのとれた面白いバンドだと思います
ボーカルの声にも力があります。最近の歌手ではコブクロ黒田並みの声量かも(ライブは見てないのでわかりませんがCDでは)
火曜日なんてカラオケに最適の曲ですよね 知らなくても盛り上がれる
乙三の音楽を聴いてると、くだらない悩みなんて吹き飛んでしまいます
ただ、レコード会社がエイベックスなのが唯一の不満
「踊れる未来へ」 なんてフレーズでこういった歌謡曲、フォークジャンルを排除(とまではいかないが)した会社ですからね
そもそも時代劇というジャンルは時代考証もかなりご都合主義的であまりリ
アリティのないものが大半である。たけしの座頭市はその中でもかなり突飛で、デフォルメ・ショーアップなら何でもありといったプロレス的作品といえる。
町人を虐げるヤクザ一派を座頭市が
バッタバッタと斬り倒して町に平和が訪れるという、いつものパターンが用意されてはいるが、コントありタップダンスありの超・時代劇なのであまりストーリーを気にする必要はないだろう。
岸部一徳、柄本明といった脇役も渋い。浅野忠信も相変わらずの存在感を出している。たけしの殺陣もなかなか堂に入っていて、上手い。勝新の独特の殺陣とはまた違った趣があり新鮮だ。