この映画を最初に見た方は多いと思うんですが、冒頭にデロリスが歌っている曲については最近わかったことがあります。『永遠のモータウン』を見た方は気付いたかと思いますが、デロリスがアレンジしているのは「Heat　Wave」他の名曲だったんですね！気付かなかった。新たな発見です。
ちなみにいかにも教会の賛美歌（ゴスペル？）といった感のある「Hail　Holy　Queen」ですが、このアレンジが非常に好きです。最初に心動いた場面だったってのもあるかもしれませんが、全14曲の収録の中で5曲目のこの曲だけなんども繰り返して聞いてしまいます。
最初にごく普通に歌い上げておいて、突然のピアノによるアフタービート。思わず身体が動いてしまいそうなご機嫌な曲に変身します。曲が単純な為か、思わず口ずさんでしまったり、突如頭に浮かんでしまうこともあります。
こういうのも名曲というのかな？と思っているお気に入りの曲です。

この作品を最初に見たのは、たしかＴＶでだったんですけど、
あの時の興奮は忘れません！
自然に心が弾み、躍りだして歌いだしたくなるような
ノリのいいゴスペル聖歌。
ちょっと都合が良いけど、
そんなものは気にならない勢いがあるストーリー。
あるがままの自分になって、純粋に楽しく映画の見たのは、
これが初めてだったかもしれません。
気分が滅入ってる時、この映画を見ると
自然に素直になっていく自分がわかります。
何回も何回も、この映画を見ても飽きません。
むしろ、もっともっと見たくなります。
そんな感じの、本来の娯楽映画。
しかもＡ級。

高校生のころだったろうか。中学生のころだったろうか。
とにかくこの映画自体も好きだったが、全編に流れている音楽に心をうたれた。
不安に満ちた心を洗うような美しいハーモニーもさることながら、
明るく強くアップテンポになっていく楽曲の数々が痛快だった。
シスターという姿と荘厳な曲。その殻を破るような旋律。
しかし、そのどれもが、美しくけっしてただの型破りではないのである。
出会えて嬉しかったと思う傑作ミュージック映画。
何度も何度も見て、その音楽はビデオテープが伸びるまで聴いた。
長い間忘れていたんですが、先日友人の家で再び出会うことに。
ありがとう、この曲を聴くだけでずっと強くなれる。
それ以来は、毎日この曲が頭の中を巡っている。