この本とは関係のない内容かもしれませんが、あまりに見当違いなことをお書きになられていたので、一言申させて頂きます。
>“2012年のマイルチャンピオンシップでサダムパテック(
武豊)が勝ちましたけど、斜行して横の馬にぶつけて、そのせいでドミノ倒しのように多くの被害馬を出したのに降着や失格にもならず、騎乗停止にもなりませんでした。
JRAのホームページにあるパトロールビデオを見ればわかりますが相当ひどい”
とのことですが、このレースに関しては、上記のような勘違いをされている方がいらっしゃるようで残念です。パトロールビデオをご覧になれば分かるかと思いますが、
武豊騎手は、この審議となった箇所における被害者ですよ。武騎手の斜行が発端になっているとお考えのようですが、よくご覧になって下さい。初めに斜行しているのはサダムパテックではありません。武騎手は、斜行した馬を除けるにはあの進路を取る以外に選択肢がないのです。
JRAの審議も、このレースに関しては、よく見ていたと思います。
さて、この本に関してですが。
藤田騎手の読み手を惹きつけるような文面、私は好きです。文才というのでしょうか、つい読み進めたくなります。
数多くの勲章を手にした現役騎手が、このような内容の本を書いたことに、大きな意義を感じました。