いまどきの写真集なんて、フォトショップである程度は加工しているんだろうけど、
それを差し引いも、この写真集に出ている男性達は女っぽい。

というか、普通にカワイイと思う。

この写真集には八人の男性が出演しているが、半分ぐらいは女性というより中性的な感じ。
男にも女にも見える。
まぁ、『実は男なんですヨ！』と言われれば、そんなもんかなと思う感じだが。
のこりの半分ぐらいは女性にしか見えない。

特に、『かぴのすけ』という男の娘は、本当に男なのか！という感じだ。

彼の可愛らしさを解り易く説明すると、
『わが高校のナンバーワン美少女！』とまで行かないが、
『うちのクラスで一番可愛い女の子』のレベルには達していると思う。
（解り易かったかな？？？）

ちなみに、エロいカットは全く無いので、そういう方面を期待されている方はご注意願います。

マット・ディロンとキラ・セドウィッチによる第１話。

カンサス出身の新鋭ボクサーとその妻、都会の生活になじめない妻と

都会での成功を夢見る男の切ない愛の姿を描く・・・・

アンデイ・マクドウェルとレイ・リオッタによる第２話。

アルコール中毒の妻と、それでもひたむきに妻と子供を守ろうとする

夫、家庭崩壊寸前の状況で夫婦の愛の行方は・・・・

スコット・グレンとジュリエット・ビノシェによる第３話。

パリの娼婦マラとアメリカ人作家ヘンリー・ミラーの出会いと別離。

一夜の愛に燃えた男と女のラブ・ストーリー・・・・

初のツインテール立体化であるエリオですが
眉毛の色が薄すぎてマロみたい。

リュウシさんは自己満足的造形です。

どうにも表情とポーズのバランスがおかしい感じがする。

気に入らない部分が目立つが、飾ってしまえ不思議と落ち着きます。

悪くはないが、決して良くはないぜってフィギュア。

デザイン、全体的なバランスもよく、多少痩せている方なら
ボタンを外さなくてもすっぽり着脱可能なのでとても気に入ってます。
男性にも女性にも是非おススメしたいですね！

この短編集は、前書きによれば「いろんな事情で女性に去られてしまった男たち、あるいは去られようとしている男たち」の物語集である。
各物語の詳細については他のレビューを参照していただければ十分に思う。

全体的に文章が落ち着いていて、丸みを帯びているように思う。
私はどちらかというと村上春樹は長編が好きなので、短編にはあの期待感とか感動はそれほどまでには感じなかった。
しかし、この安定感も悪くないとは思った。

「独立器官」の中で村上春樹は「すべての女性には、嘘をつくための特別な独立器官のようなものが生まれつき具わっている」と書いている。
女性の私としては、最初は反撥をおぼえたが、読み終えてみて、そうかもしれないとも思わされた。
確かに大事なところで嘘をつくようなことがあったように思う。しかし悪気はないのだ。
宇多田ヒカルも「女はみんな女優」と唄っている。
そんな女たちに翻弄させられる物語集がこの短編集なのだろう。

この短編集の中で一番面白かったのは、「木野」である。
この話を広げれば、かなり楽しめる中編小説になっただろう。

「男のいない女たち」ならどんな短編集が出来上がるだろう。
案外、のびのびやってしまい、自由を謳歌してしまうかもしれない。
失恋の痛手は男のほうが持ち続けるのかもしれない。