聞いていると、まるで自分ひとりのために坂庭省吾がたった一人のコンサートを開いてくれているような気になるアルバムですね。ギター1本の弾き語りというシンプルさが、省悟さんのボーカルを引き立てて、曲のよさも際立たせていて、とってもいい感じです。MCも省悟さんの人柄そのままで、聞いていると今でも
京都でがんばっている、そんな錯覚さえ覚えます。このアルバムは、09年のベストです。決して
メジャーに活躍していたアーティストではない彼のこんな素敵なアルバムを企画してくださった関係者の皆様、本当に感謝です。
1995年にVol.1が初CD化されて実に13年ぶり!「高石ともや&ナターシャーセブン」を含めた面々で繰り広げられる、じつにやさしいコンサート。「宵々山コンサート」のCD化、フィールドフォークの第2弾と、この秋はゆっくりとナターシャのサウンドに浸れそうですな。