ネオテニー・ジャパン──高橋コレクション |
自分のように地方に住んでいる者にとって
現代美術を見る機会はなかなかありませんでした。 「ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション」 は現代美術の主な作家を一気に見ることができて 大変貴重な展覧会でした。 おかげで現代美術のファンになり、 作家のことを詳しく知りたくなりました。 この本には作家の主な作品と経歴が掲載されているので とても役立ちました。 あと、コレクターの高橋さんと美術評論家との対談も 面白く、作品を買う側の意見というのも作家とは違った視点で 興味深かったです。 「ネオテニー・ジャパン」に行って現代美術に興味が わいた方には是非お薦めします。 |
望月弥栄 斎姫繚乱 (講談社X文庫 みF-35 ホワイトハート) |
月読霊から香久夜への使者であった兎が、義明の<火龍>の夜気に引かれて現れたところから、物語は始まります。
行方不明だった重家も見つかり、それに絡んだ香久夜の動きや思い、そして重家の思いが、なんだかもやもやっとします。 切ないような、もどかしいような、でもどちらでもないような。 二人はともに捨てられない思いを抱いていて、そしてそれが報われることがないこともわかっている。 だから、重家は全てを放棄して、香久夜は願いを受け入れて。 どれだけ思っても決して届かない思い。わかっていても寄り添いたいと思う心。 重家が置かれた状況とあわせて考えても、それが最善だとは思うのですが、誰も幸せにならないような気がしてなりません。 でも、香久夜の想いは本物で…。 違うとわかっているのに求めてしまう弱さは、女性ならではなのでしょうか。 それをそうだと受け入れられない宮は、必死に香久夜の行動を否定しようとしています。以前のように切り捨てることができず、でも否定しなければ自分の存在を肯定できない脆さがとても歯がゆく、義明がなんだかかわいそうに思います。 時代もとうとう道長の娘・威子の立后を祝う宴のところまできました。道長の強運と栄華、そして急すぎる衰退の理由を、うまく絡めているなあ、と面白く思いました。 次が最終巻ということですが、それに向けてなにやらモヤモヤ度が増してきたような感じです。 すぱっとハッピーエンドになってくれたら…と願ってしまう一冊でした。 |
ビューティーハニー 3 (花とゆめCOMICS) |
この作品に登場する女性はみんな強い。(アクがとも言えるかも。ついでにアルコールにも) でも、凄い美人揃い! 小日向家は様々な美人を揃えています。 一本筋が通った生き方、憧れます。 ニコちゃんVS馨さんのラストバトル。ご覧あれ。 勝利の女神は誰に微笑む。 彼女たちは恋をして綺麗になっていく。 |
コンティニューvol.46 |
今回は予想どうり「アスカ」で来ました。
そう「えばあ」です。内容は・・・読みにくいの一言です。 一体何を宣伝し、何を伝えたいのか、サッパリ分かりません。 あとオリラジの中田とのスペシャル対談が載ってますが いらないと感じました。つまらないです。芸人がアニメ語ると。 何故かマリエのインタビューが載ってますが こっちのほうがまだ読めます。 藤井リナを観たせいか、彼女がまともに見えます(笑) 掟ポルシェと吉田豪さんが相変わらず聞き方が上手です。 漫画「ピコピコ少年」が何と最終回! すっごく残念です!何故?こんなに面白いのに? 信じられません。 仲村みう「お外で遊びなさい」。 今回お嬢は「ニコ動」について語ってます。 しかーし、文字数が少ないし明らかに手抜きです。 お嬢が好きな僕にとっては、悲しくなりました。 来月号では、ちゃんとやってね! АKB48についてとか語ってくれ〜 |
TOSHIBA お掃除ラクラク! ホコリ気になりま扇 リビング扇リモコン付 ブルー F-LK35X(L) |
15年以上使ってた扇風機からコレに買い換えたんだけど、いい商品だね。 デザインもいいし扇風も自然で、前に使ってたやつと比べものにならないくらい弱中強の威力が違う。 エアコンと併用して使えば省エネでお得だと思う。 音に関しては風量を替えれば羽の音が多少大きくなるだけでモーター音が普通にしてて聞こえるという事はない。 まぁ羽の近くに耳をもってけばウィーンって聞こえるけど、めちゃくちゃ不快というレベルではない。 |
TV時代劇グレイテスト・ヒッツ(2)~歌うチャンバラ・パラダイス~ |
個人的な意見でごめんなさい。このCDの価値は、19曲目の「この愛に生きて」一曲で元が取れます。 近藤正臣の隠れた名作「斬り抜ける」の主題歌。 ザ・ブレッスン・フォーが切々と歌い上げる主題歌は一聴の価値あり。 この曲を収録したこのCDの製作者様に敬意を表します。 他にも、Vol.1と比較して結構マイナーな主題歌が収録されてます。時代劇マニアの方は、是非購入を。 |
セガ・ゲーム・ミュージック VOL.1 |
アウトランとハリアーは当時のセガの看板ゲームでした。中学時代、少ないコインを握り締め家庭用ゲームでは決して味わうことの出来ない緊張感を感じながらの体感ゲームは正にセガゲームのオリジナルの味でした。むしろ他の方のプレーを見ていることのほうが多かった私はいつしか筐体から流れる音楽に魅せられてゆきました。BGMを聴くだけで当時の迫力ある筐体とゲーム画面が浮かんできます。しゃれた楽曲のアウトラン。「マジカルサウンドシャワー」は特にお気に入り!ハリアーのメインBGMはハリアーがひたすら草原を走る爽快感を盛り上げる今でも大好きな名曲です! |
水戸黄門II世界漫遊記 |
FCソフトの水戸黄門である。
最も初期のキャラゲーの1つかもしれない。 昨今ではDSやWiiなどでゲームが流行っているが、水戸黄門のソフトは見たことがない。 子どもからお年寄りまでターゲットにできるので、ある意味貴重なテーマのような気もするが、購買層が曖昧だと企画自体が出てこないのかもしれない。 FCでは2作目ということで、今回、黄門一行(黄門、格、助、八兵衛、弥七)は鎖国中にもかかわらず世界進出を果たしている。 国外逃亡した“あんどう”という悪者を追って、という設定。 オープニング画面で「静まれ、静まれ! この紋所が〜」の名セリフが合成音で流れ、微妙なこだわりではあるがFCとしてはがんばっている。 もっとも、今回の舞台である世界では印籠が通用しないはずなので、最大の見せ場を欠いた水戸黄門になるのではないかという気がするが、国内を扱った前作とは違う味を出したいということであろう。 内容はアクションアドベンチャーのような感じで、格か助のどちらか一方を操作し、時にはアイテムで八兵衛、弥七と入れ替わりつつマップ上を駆け巡り、情報を収集する(黄門は宿でくつろいでいる)。 有効な情報(証拠)をゲットするごとに「てがかりメーター」が少しずつ満たされていき、満タンになると黄門とともにステージのボスを取っちめに行くことになる。 ただし、ボスを問い詰める局面では提示する証拠品を誤ると即ゲームオーバーになる。 また、時間制限が厳しく、すぐ辺りが暗くなってゲームオーバーになるので難度はとても高い。 舞台の各国はわりと適当で、例えば最初のアメリカステージはガンマンが腕を競う時代ということらしいが、西部開拓時代は黄門の時代から200年ぐらい後のはずである。 ドイツではドラキュラが出てきたりインドでは魔王が出てきたり、制作者も史実的なことにはあまりこだわらずに雰囲気で押し切っている感じがある。 「この国の『昔』はこんな感じじゃね?」といった感じのファーストインプレッションから直で制作に入ったのではないだろうか? 通行人キャラも「なんとかデース」とか「お願いしマース」とか(中国なら「〜アルヨ」など)、超ベタな語尾でしゃべる。 とはいうものの、純粋にキャラゲーとして楽しめるので、こういうところは逆にネタになって面白いと言える。 |
ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編 (講談社BOX) |
原作、CSプレイ済み、アニメ視聴済みですべて読ませていただきました。
今まではゲーム、アニメの媒体でしか楽しめなかった「ひぐらしのなく頃に」を 本という新しい(?)ジャンルで楽しめるようになったのが講談社BOXひぐらしのなく頃にシリーズの魅力でしょう。 多少の値段は張るものの今までPC、ゲームをやったことなかったけれども本なら読めそうといった人、 アニメを見ただけでは足りなかった描写、シナリオ不足の部分の補足などという点においては 本で楽しめるこのシリーズはとてもありがたかった存在だと思います。 ですがこの小説、作者の竜騎士07氏が原作から加筆修正したと記載されているようなのですが、その加筆修正部分に疑問が残ります。 ひとつは過激な表現を伏せ字で伏せるなどの修正。 これは正直やりすぎなまでの修正で興ざめしかねないレベルの部分がありました。 本当に一部なのですが・・・。 また、ゲームなどではサウンドやグラフィックなどを使用しての場面転換で、 文章で表現することなく情報を伝えてられていたと思われる部分、 この部分に修正がなかったことが惜しいと思います。 (誰がしゃべっているのかわかりづらい箇所、怒り→悲しみのセリフ中の心情の変化の演出や、 ゲームだと音で バキッ という音が鳴るから文章に表す必要がないが、小説だと音は当然な い、でも文章はそのままなので違和感がある等) このあたりをもう少し修正していただければ☆5つをつけられたのですが・・・。 もし原作(またはこの小説以外のひぐらし)を全く知らない人が読むとしたら・・・ 多少(かなり?)オタク向けの内容が含まれているのでそういった辺りを許容できるならば 興味を示すに値するでしょう。 しかしこの本を読んだだけではわかりづらい表現、演出が多々あるのも事実なので そういった事を付け加えると☆3つくらいになります。 |
Chagall: 1887 - 1985 (Special Edition) |
シャガールの画集は、時として印刷の色でぜんぜん楽しめない(失礼!)
ものになってしまうが、これは色が美しい。 また、シャガールのステンドグラスなどの作品も掲載されていて楽しめる。 |