ひとり芝居
幼蚕文庫の1stミニアルバムです。
<聴覚部分>
総再生時間は16分12秒。全ての曲の作詞、作曲、歌唱を浮森(ちかもり)かや子さんが行っています。
どの曲も完成度が高く、何度聞いても飽きません。
通して聴くとなお一層不思議で魅力的な世界観に浸ることができます。
試聴で「いいな」と感じた方なら、おそらくは買って損はないと思います。
<視覚部分>
装画は桐沢十三さん、装幀は桐沢さんと浮森さんが共同で行っており、
ブックレットから帯裏までこだわりと遊び心が感じられ、作品の重要な一部になっています。
出てくるまつげうさぎが可愛らしいです。
聴覚と視覚で楽しめる、CDで所有する意味がある作品です。
(拙い文章ですいません。どうしてもおすすめしたかったので書かせて頂きました。参考になれば幸いです)
-memento- CLANNAD remix album
実験的試みが見られる一枚です。
Keyのアーティストは勿論、Key以外のアーティストによっても1曲ずつ
CLANNADで使われた音楽にアレンジが加えられています。
中でも素晴らしいのが、「汐」「空に光る」この2曲です。
原曲と同等か、それとも超えただろうかと感じさせるアレンジです。
「影二つ -MintJam Mix-」や「馬鹿ふたり」「資料室のお茶会」では原曲の雰囲気とは
大きく異なる印象を与える大胆なアレンジが加えられていますが
これはこれで、楽しさや爽快感が心地よいです。
賛否あるアレンジ曲もありますが、全体として見たらやはり味わい深い良いアルバムといえましょう。
京都アニメーション製作 TVアニメ版CLANNADでも収録曲は比較的登場頻度が高く
アニメから入った人も、気になった曲があったら是非手にとってみてください。
なお、CLANNADの結末をご存じない方はディスコグラフィーは
結末を知るまではご覧にならないほうが良いかと思います。