モテキ的音楽のススメ~土井亜紀・林田尚子盤~
カプチーノ、サマーヌード、GET UPDANCE が入っているのでこちらを買いました。
Perfumeを入れて欲しかったけど、トータルで良かったです。
映画盤も買おうか検討中。
一枚で色々な感情が味わえますね。
モテキ<Blu-ray BOX(5枚組)>
困ったことに…、
DVD版をフルHDテレビで、なおかつブルーレイプレイヤーのHDMIケーブルで再生して満足していた自分には、
ブルーレイ版だからって、そんなにキレイでは無いなぁと思ったのが第一印象(笑)。
特典だって、どうせ劇場版の広告でしょ(約46分)。
と思ったら大間違い(笑)。ちゃんとテレビシリーズの新作メイキング集でした(テレビCMどおり)。
劇場版特報とやらは、最近深夜の再放送時で流れているCMそのままなので、アレですけど…。
ファンならば、購入して後悔なしの☆5で満足(涙)。
DVD版も良かったですけど、いまでもモテキのファンで、この世界観に浸っていたいならば☆5で満足。
そんなに……、と思う人はモテキDVD-BOX (5枚組)でイイと思います。
アゲイン!!(1) (KCデラックス)
タイムスリップものは世に溢れていますが、この作品は特別な思い入れがあります。私も地味な高校生活を送ってきたので「あの時ああしていればなぁ」とか「もっと楽しめば良かった」など帰ってこない青春時代を嘆く日々です。そんな中で久保さんが逞しい妄想力を活かしてこういう話を漫画にしてくれて有り難いです。主人公・今村(金髪根暗で友達ゼロ)と藤枝(リア充女子)が高校の卒業式から三年前にタイムスリップするのですが、藤枝は気味悪がられ、今村がひとりだけアゲインをエンジョイしているという不思議な展開に(笑)。無骨で空回りばかりの女団長に、可愛い顔してえげつない裏工作をするライバルのチア部部長・・・個性豊かなキャラクターたちばかりで楽しませてくれます。漫画家は(編集部の意向などで)自分の好きなテーマをなかなか描かせて貰えないと聞きますが、ここに来てようやく「高校の頃からずっと描きたかった応援団(久保氏談)」を描くことが出来て良かったですね。伸び伸びと描いているのが読んでいて伝わってきます。絵は上手いし台詞も多いのに、このクオリティの高さで週刊連載している事実が驚きです。こんなに密度の濃い作品が早く読めるなんて嬉しいですね。もちろんオススメします。
モテキ (1) (イブニングKC)
レビューと言うより疑問なのですが、主人公のフジ君は世の中の噂やレビューに書かれているような受身の男とは私には思えませんでした。
女性の友達も多いようですし、男女ともに普通に会話もしているようです。酔って基樹ちゃんをホテルに連れ込んでもいます。
そもそも主人公は、土井亜紀といつかちゃんのことは向こうからアプローチされるまで何とも思っていない筈で、受身なのは当たり前だし、土井亜紀にはライブ会場で彼氏にいちゃつかれ、いつかちゃんにも結局のところ拒絶されるのですから、積極的にもなれないでしょう。現にフジ君が一番好きな夏樹ちゃんには、悩みながらもかなり積極的に行動しています。普通の男ではないでしょうか。
なお、私としては、4話から6話の夏樹ちゃん部分が4巻を通して最も好きな箇所で、主人公の高揚と落胆が「指の隙間から幸せがこぼれ落ちていく」感じを一番出していると思います。この辺りは作者の体験が最も生きている部分のようです(モテキ4.5巻の対談から)。
とはいえ、世の中では夏樹ちゃんはあまり話題にならないようです。夏樹ちゃんが読者の感情移入を拒否するキャラクターだからでしょうか。