ニッキー・シックス ヘロイン・ダイアリーズ
あたしは、かなりディープなニッキーシックスファンなので、
遡って、読める彼のインタビューは徹底して読んでた時期がありますが、
まさに被るんです!!
インタビューでこんなこと言ってたということと、
懐古録がこんなにガチで被ると、恐ろしいものがありますね。
ロックミュージシャンのカッコよさ、
ファッションとしての、セックス、ドラッグ、ロックンロール
今でもまだ、モトリークルーの少しチープなヴィジュアルイメージやコミカルさに、そう見てる人はいると思いますが、
そう見せてるだけであって、チープでもなんでもない、本当にとんでもない連中ですね。
彼らは、ロックを追ったわけじゃなく、生きたと思います。
それは、まさに生きるか死ぬかだし、
とてもじゃないけど、ファッションとしてどうのってことではないですね…
カッコいいといわれる人はたくさんいますが、
あたしは、なんでこんなにニッキーに魅かれるのか、考える時があります。
それは、そのカッコ良さが、彼の人生の反映だからだと思います。
こんなとんでもないことをやっていても、いつもどこかピュアな彼
アーティストとしてしか生きられませんよ。
ミュージシャンて、本当はこんなに大変なんだってことを、少し考えたりもしました。
今は、そう思わせるミュージシャンが少な過ぎるとも思います。
それだけ、この本が良くも悪くも貴重です。
ジェネレーション・スワイン
ヴィンス・ニ-ル復帰作で駄作と名高い(?)アルバム。
確かにこのアルバムの作風はモトリークルーとはタイプが全然違うが、聞いていて楽しいロックと言う点では全く同じです。
特に3曲目なんかはそれの究極です!
あと13曲目はハードロックファン必聴!オリジナルを軽く超えてます。
ライヴ・エンターテイメント・オア・デス
ハードロック・へヴィーメタルが好きな人もそうでない人でも、聞きやすいと思います。モトリークルーの初期からバランス良く編集されていています。星4つなのは、音質のばらつきが少し気になるところです。
ドクター・フィールグッド
今から数えると一昔前に発表されたアルバム。
メンバーの中核ニッキーの薬物中毒によりバンド存続が危ぶまれたが、それを乗り越えての発表となった当作品。派手さのほかに落ち着きが見られるようになったと思う。
「Dr,feelgood」「kickstart my heart」「without you」など多くがシングルカットされたが、一番の名曲は「time for change」。メタルバラードの真髄とも言えるこの曲は、バンドが困難を乗り越えて変わろうとする意思を感じる名曲。因みにB'zがぱくったといううわさもある。それほどいい。
the dirt モトリークルー自伝
この本はモトリーのメンバーの生まれてから現在まで(といっても少し前ですが)を本人達の回想により赤裸々に綴った本です。勿論ジョンコラビも加入してからの180度変わってしまった(というよりも破壊されてしまった・気の毒な)人生も描かれてます。そして物凄く分厚いです。重いです。中身は一人についてずっと書かれてるのではなく、一人十数ページ書かれたらまた次の人というような形式になってるので、若干読みにくいかもしれません。これを読めば全員本当にとんでもない、また悲しい人生を送って、そしてよくここまで全員生きてるのが不思議に思えます。些細なことで悩んでいる自分がなんて小さいのかを思い知り、こんな無茶苦茶でもなんとかなるという変ななぐさみにもなる・・そんな心の支えにもなってくれる濃厚な本です。 所で次のアルバムはこの本に基付いた曲展開になるそうです。それとこの本の映画化はどうなったのでしょうか・・