マラッカ ペナン 世界遺産の街を歩く (地球の歩き方GEM STONE)
マラッカやペナンの文化は、グローバリゼーションの原点。グローバリゼーションが単純に世界のアメリカ合衆国化ではなく、ペナンなどに見られるように現地人と移民と海の向こうから来た商人の文化が1つの器で混じり合うこととわかる。時に沈殿し層に別れるが、層と層との間は曖昧だ。西欧のアジア進出のポジティブな面が見られる良書だと思う。
マラッカ (紙ジャケット仕様)
常に時代の感性に寄り添った音楽を制作してきたPANTAの、1979年の傑作。
高度経済成長期の男のナルシズムを徹底的にかっこよく歌い上げています。
当時の日本はまだ、今の韓国みたいに、先進国に追いつけ追い越せ状態でした。ここで歌われているように、オイルタンカーの乗組員や石油コンビナートの現地派遣社員たちは、自分たちこそが国を背負っている、自分がやらなくては日本が立ちゆかないといった気概に満ち満ちていました。
「俺の船に乗りたいか?」「俺に舵をまかせるか?」と問いかける名曲「つれなのふりや」も含まれ、俺こそが世界を引っ張っていくのだという男たちのハンサムっぷりが堪能できます。
マレー半島―美しきプラナカンの世界 (私のとっておき)
美しい写真と詳細な案内に格安ツアーで行けば十分カバー出来るエリアとインプットされていた地域。そこには、おばあちゃまの宝石箱をひっくり返したかのようなちょっとクラシックで品のある珠玉の文化が存在する。ちょっとした事では驚くことが無いとたかをくくっていたのだけどどこか懐かしいようなお菓子の数々や鮮やかな彩色に彩られた刺繍作品の数々と趣味が良いのか悪いのか分からないような不思議な美に包まれた邸宅や室内装飾にとにかく驚かされ、上級者向けのガイドブックとしても十分に対応可能な夢の世界への水先案内本でもある。
さながら万華鏡の本バージョンを眺めているようなそんな良書とうか美書と言える傑作作品である。
マラッカ
時に明るく、時に悩ましく・・・
それはまるで東南アジアを訪れたときに感じた
昼間の喧騒と熱気冷めやらぬ夜の気だるさのよう。
彼女の歌唱力の素晴らしさは数々のミュージカルや舞台ですでに証明済みだが
このアルバムではまた別の一面がのぞけるはず。