RHAPSODIA ラプソディア (コナミザベスト)
タイトルの通りなのですが、幻水4をプレイした事が無い人には正直オススメ出来ません。
でも逆に幻水4を気に入った人には是非やってみてもらいたいです。
幻水シリーズ初のSRPGと言うこともあって、戦闘システムなどは微妙ですが(悪くはないです)普通に楽しめます。
アイテムを取りに遺跡に何度も潜ったりなど、面倒臭いですが、やりこみ要素も一応あります。
アイテムの引き継ぎ要素も有るので、2周目、3周目と繰り返しプレイする事ができます。
4を持ってる方はデータの引き継ぎを忘れずに!
4主とスノウ強いですよ^^
幻想水滸伝4から派生したエピソード、あるいは後日談といっても良い内容の「ラプソディア」。攻略本ナシでもエンディングを迎えることはできます。
でも、くまなくヤリ込みたい方には、本書は必須でしょう。わたしも一週目は駆けるようにお話を進めたもので、ギルドの依頼をあまりこなさず、宝物のダウジングも利用せずと、ヤリ込み度となると低めでした。二週目からは本書が発売されたので、ゆっくりと依頼なり、イベントなりをこなしながら楽しんでいます。このゲームはボリュームとしては少なめですが、S・RPGなのでフリーバトルが楽しめるのが魅力。このゲームがお好きな方は、買っても良いのではと思いました。
ラプソディア
前作から1年弱という短期スパンで発表された山本精一の新作は、様々なグループでの活動を経豊富な音楽素養を備えてきた彼らし
く、細部に音響への強い意識を感じさせながら、ギターを基調にしたフォーク・ロック調のゆったりと美しい作品に仕上がっている。
まずどこに耳が奪われるかというと、山本氏自身の淡々とした歌声そのもの。あまり抑揚をつけることなく、付随する歌詞カードの文字
デザインの様に、等間隔で配置された言葉一つ一つを客観視したように、また歩くような速さでなぞっていく。かと言って音楽が情感に
乏しいというわけではない。飄々としたその語り口には不思議な愛おしさがあり、不意に高音に達する部分では美しささえ感じさせる。
その上で山本氏が多重録音したギター、共演者千住宗臣が敷くドラムビート等多数の芳醇な音が言葉の間を絶妙に埋めていくだけで
なく、抑え気味な声に秘めた激しい感情を代弁しているかのように感じられ、まさに演奏と歌に境目の無い一体感を感じさせる。
作品全体に暗く閉じたものを感じさせるのは、山本氏が発する言葉による処が大きい。8分にも及ぶ大曲「いつものうた」ではフォーク
調に延々と鳴り続けるギターに載せ、外界から隔離された自らの内面で産まれる虚無的な感情を延々と綴るが(「遠い 遠い ことば
なんか」「ひとつきりの 声も 聞こえない」)、それでも尚歌と演奏に惹きつけられるのは音楽自体の説得力の強さだろう。
どこか屈折したものを漂わせながら、歌と楽器が一体となり訴える様々な感情はとても美しく響く。じっくりと耳を傾けて欲しい。
Rhapsodia Original Soundtrack
幻想水滸伝IVの外伝という形で出された「ラプソディア」のオリジナルサウンドトラックですね。
IVで使われた楽曲のアレンジが多いようですが、メロディが活きていて聴いていて飽きません。
金管楽器を使った壮大でゆったりとした音づくりはいかにもシミュレーションRPGらしく、それでいて幻想水滸伝IVのイメージを崩していないと思います。
ゲーム中で訪れはするものの、システム上少ししか聴けないいろんな施設や村のテーマ曲なんかもゆっくり聴けますよ。
ブックレットには簡単な曲の解説が載っていますが、プレイ中の方にはネタバレになってしまう表記もあるようです……ゲーム未プレイの方、クリアしていない方は注意されたほうが良いかと。
ラプソディア 公式ガイドコンプリートエディション (Official books)
ジャンルがSRPGということもあり、ストーリーよりは攻略情報が中心です。
■戦闘指南(システム解説)
■キャラクター紹介
(仲間条件・コメント・ステータス)各キャラ2ページ
死亡・離脱の区別あり
全身絵はメインキャラ数名のみ。他のキャラは顔グラのみです。
■戦闘攻略情報
(Sランク条件・埋蔵品位置・特別賞条件記述などもあり)
■クエスト攻略情報(条件記述あり)
■フリーバトル攻略情報
■アイテム・防具・モンスター・協力攻撃などの各種データ
■キャンプイベント情報
■開発者インタビュー
これが基本の構成になっています。
一応2周目特典についても記述があるので、戦闘攻略情報としては十分だと思います。
会話については好感度キャラ記述にとどまっているので、こちらは自分の目で確かめろ、ということでしょうか。
現時点ではこれが一番の情報量を持つ攻略本でしょう。