リッジレーサー 3D
リッジレーサーはPS1以降全くプレイしていません。
今回3D立体視でのレースゲームがどういうものなのかを体験したくて購入。
他の方のレビューを読む限り余り期待はしていませんでした。
結論から言うとこれはこれで「あり」だと思います!
本体同時発売ソフトのためグラフィックには多少の粗を感じますが
走り出すと思いのほか気になりません。
それより何より
すごいのがその立体視を使ったレース画面。
大迫力の一言です。
特に視点をドライバービューにすると
こんなに小さな画面なのにまるで実際に車を運転しているかのように感じるほど。
背景が自分の周りにカッ飛んで行く感覚です。
進行方向がちゃんと奥まで見通す事が出来るので
次はどっちに曲がるんだなというのが自然にわかるのがいいですね。
これは結構大きなポイントなのではないでしょうか。
試しに2D表示にすると
とたんに「小さな画面で遊ぶ普通のリッジレーサー」に戻ってしまい
コースの奥がどうなっているのかもわかり辛くなってしまいました。
立体視の威力は絶大だと言えるでしょう。
車を買ったりセッティングしたりもできますが
前述したようにグラフィックは全体的に粗い方だと思いますので
車体や挙動、背景の細かい部分を見ていくと不満点が出てくるかも知れません。
しかしそれを補って余りある爽快感がこのゲームにはあります。
音楽、音質はともにGOOD。
3Dのおかげかリプレイを眺めるのも楽しいです。
余り細かい事を追求せずアーケード感覚で
「ちょっとひとっ走り」という感じで遊ぶのに向いているソフトだと思います。
逆に細かい部分までこだわって徹底的にやり込む人には
いろいろと物足りないのかも知れません。
安いなら「買い」のソフトだと思います。
R4 RIDGE RACER TYPE 4 DIRECT AUDIO
私はゲームのエンディング直前に流れる、短くも味がある"Epiloge"一曲のためだけにサントラを購入しましたが、実に素晴らしい。想像以上の出来です。
全体的にカチッとした引き締まったサウンド。主題歌のタイトルにもある通り、"urban/都会的"なサウンドに仕上がっています。
特筆すべきは、エレクトリックピアノとアコースティックピアノを絡めた幻想的なサウンド。鳥肌モノです。
あと、ベースもかなり頑張ってますね。かなりロック色の強いトーンですが、しっかりとサウンドの基盤になっています。
テクノと言われると聴き辛そうに思いますが(実際正統派テクノは難しいですが)、これはテクノとは少し違うように思います。電子音くさくないのも特徴です
聴いていて思い浮かぶ景色は、夜の都会を照らす高層ビルの明かりと、その中を駆け抜けるヘッドライト。
ナムコのサウンドチームは凄いですね。
レイジレーサー
リアルドライビングでは無い。これは脳裏に刻まれた曇天のドライビングファンタジー。音楽、世界、色彩、造形全てが霞がかった記憶のように、はっきりとはしないがしかし記憶には深く刻み込む作品。幾度もフラッシュバックしてしまう作品。心してドライブして下さい。
リッジレーサーV(RIDGE RACER V)
確かに大味でGTに比べリアルさに欠けるかもしれませんが、アクセルを離しただけで出来るドリフトなど簡単に(初心者でも偶然に。)爽快感を楽しむことが出来るし、ヘタクソでも先に進めるので個人的には私はリッジ派ですね。最新のGT4は車のサウンドと車種は素晴らしいですが個人的には、なんか仕事をさせられてるみたいでストレス溜まります。リッジの車たちのエンジン音も実車ではありえない音ですが近未来のエンジン音のようでカッコいいし、メーターパネルのデザインも各車奇抜で実車にも存在すれば楽しいのにと思うくらいです。不満なのは少ないコースと車種くらいでしょうか。リッジ6にも期待です!