ほうき星 上 (角川文庫)
一力さんの最新作は、上下2巻ものです。お得意の江戸は深川を中心に、主人公「さち」が力強く生きていく様子が読んでいてとてもほほえましく感じられました。流石一力節 健在なり、という思いで一気に読んでしまいました。さて 一力節とは、読み進んでいてワクワクするものの、恐怖感がないということです。すなわち 江戸ものの話によく出てくる悪人が多数は出場しないということです。切った貼ったのお好きな方にはもの足りないかもしれませんが、読み終わって不快な感じはありません。この点は請け負いますので、肩の力を抜いて一読されては如何ですか。元気が出てきますよ!
ただ 長年のファンを自認するものとしては、ぼつぼつ新しい舞台が必要かなあ、と感じています。この点は今後への期待とさせていただきます。
箒星 (通常盤)
このような曲が書けるのだろう。今年で桜井さん、いくつですか…
とてもみずみずしく爽やか。
「でもね?ぼくらは―」
頭の中に、身を乗り出しながら一生懸命語りかけてくる熱血漢の姿が
ありありと、鮮明に、はっきりくっきり浮かびます。
時代が変われば変わるほど、Mr.Childrenの楽曲は若々しくなってゆきます。
いや、青々しく、といったほうが良いのかもしれません。
この曲もそう。希望に燃える反面、聞いててなんだか儚く、泣きそうになります。
深海・ボレロよりもシフクノオト・アイラブユーのほうが好きな私的には
この曲、ミスチル屈指の良作と感じました。
ほうき星
私はBLEACHのファンで、アニメを観ていて聴きました。
なんていうか、歌唱力がすばらしいですね!声が澄んでいて、とっても
キレイでした!メジャーなのがもったいないくらいです!
ユンナさんには期待したいです!CD絶対買いますよ!超おすすめです!!
くずばこに箒星 (くずばこに箒星シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
とても読み応えがある物語。
単純な物語では物足りなさを覚えてしまう欲張りな人も、
しっかり満足できると思います。
学園モノの友情や恋愛・謎解き・アクション・家族愛と
様々な側面から味わえるので、二度読んでも飽きません。
(普段自分は、一度読んだ小説を二度読むことはほとんど無いのですが)
また、会話文のテンポが良くて面白いだけでなく、
それ以外の文まで面白いから、
読みながら笑ってしまうのを我慢するのが大変かも?
電車内で読む場合は、ニヤニヤに注意!ですね。
主人公は、一見完璧で隙が無いように見えるけれど、
そんなことはありません。
読み進めるにつれて彼の抱えるコンプレックスや
弱さや孤独が垣間見えることで、親近感がわいてきます。
だからこそ、そんな彼が必死になる終盤のシーンが、
まぶしいくらいにかっこいい。
苦手なことがあって悩んだ経験のある人ならみんな、
彼の名セリフには惚れると思います!
ただ完璧なだけのヒーローよりも、私はずっと好きです。
主人公を含め、登場人物はそれぞれ
自分の逃げてきたことと向き合って、
物語が終わる頃には皆ひとまわり成長しています。
その姿には励まされました。
読後感は、爽快かつあたたかいものです。
思わず応援したくなる愛すべきおそうじ部員たちに、
また会いたくなりました。
箒星 (初回限定盤)(DVD付)
ミスチルファンという視点だと大好きな曲です。
躍動感、臨場感、うきうきどきどき、きらきら眩しくて優しくて、幸せになれる曲だと思います。
個人的な見解としては、「星になれたら」に近いような…
それと、相変わらず歌詞が素敵です。メロディももちろん素敵、それらが合わさって、きらきらしています。
まさに箒星。
聞くほどに、やっぱり、ミスチルだなーと思うのです。
ポップな感じは箒星で、
狂おしい気持ちはほころびで、
ちょっとアングラな雰囲気はmy sweet heartで、
抜け目がないなぁ!