National ペットクラブ 犬用バリカン 全身カット用 青 ER807P-A
私は、本機の「人間用」であるER504を4年以上愛用していました。自分のヒゲと坊主頭に、そして「ヨーキーのサマーカット」に存分に活用していました。しかし人間用ER504は廃盤となり、ペット専用ER807P-Aへと再生したようです。
激しく使っていた愛機ER504のバッテリーが劣化し、買い換えようと探したら廃盤なんて……。一瞬、同じモノであるペット専用の本機を自分用に購入するか、とも考えました(結局、ヒト用ER5204を購入)。
というわけで、機能や使い勝手は「人間用」と同じ、太鼓判を押します。その上で、ヨーキーのカットで判った本機の「おすすめポイント」1/防水である(刃に脂が付くので、丸ごと洗えるのは楽)。2/大型である(刃部分4cm。一気に丸刈り)。3/他社バリカンより、静か(動物には大事ですよね)。
「マイナスポイント(?)」1/アタッチメントは2個(3と6、9と12mm)で、最長12mmです。ウチのヨーキーは夏場の丸刈りだけでした。長毛種のカットはどうなんでしょう?2/ヒト用バリカンの方が安い!画像で見る限り、愛機ER504と全く外観は同じです(それにER504の方が安かった……と思う)。ヒト用ER5204(ロングアタッチメント付き)や、他社のヒト用バリカンも候補にしてみては?ヒト用と「モノが同じ」で、ヒト用の方が「安い」から。
犬の日本史: 人間とともに歩んだ一万年の物語 (読みなおす日本史)
有史以来、日本は遊牧ではなく稲作が中心だったので、
必然的に動物とのかかわりが薄いと思っていた。
でも、犬はいたのですね。
弥生時代になって食犬の痕跡が残る、というくだりは
大陸人の渡来を裏付け、興味深かった。
食と文化の謎 (同時代ライブラリー)
犬の心へまっしぐら - 犬に学び、共感し、人間との完璧な関係を築くために
著者はイタリア人男性。職業は「犬との関係改善役」
訓練士でもドッグトレーナーでもありませんが読めば納得。まさにこの名称通りかも。
結構厚みのあるのですが、字がギッチリした本でもないので読みやすく、また目次からして大変魅力的で興味深い本だったのですぐに読了してしまいました。
これはしつけの本でも訓練の本でもトレーニングの本でもありません。
いかに人が犬とより良く生きるか・・・という点に重点を置いた新しいタイプの犬との付き合い方の本だと思います。具体的な技術より教育方針といったほうが近いでしょうか?特に目新しい主張や既存のトレーニングに対する無責任な批判は見当たらないのに、「あぁー、そうなんだよね〜」というぼんやりと分かっていても明確に意識していなかった「気づき」を多く与えてくれました。
この本は犬を迎える前に心構え意味で読む・もっと犬の心が知りたい方が読むにはピッタリです。逆に犬のしつけや問題行動で悩んでいる方が求めるような「すぐに効く!」「すぐ治る!」という類の本ではありません。犬が学ぶべきことではなく人間が学ぶべきことがメインです。
「犬のことは犬から学ぶ」という言葉に思わず肯く方だったら、読んで損はない本でしょう。
いろいろな主張を取り入れて、よりいっそうハッピーなわんこライフを送るひとが増えればと思います。
一気に読んでしまったのでまたゆっくりと時間をかけて読み直したい1冊です。
※沢山の本や名言、教訓などが引用されているので欲を言えば巻末に文献一覧があれば良かったのになぁ。