日本沈没 2 (ビッグコミックス)
刻一刻と迫る「Xデー」にむけて、さまざまな人物がさまざまな思いを胸に突っ走る。
そして東京をはじめ列島各地を襲う大地震。
列島沈没を告げる首相の全国民向けの演説は、全世界に中継されていた。
玲子を迎えに小田原まで行こうとした小野寺。
そんな折り、ついに富士山が噴火する。
途中で止まることなく、一気に読めてしまう。続きがすぐに読みたくなる。
さいとう・プロの劇画もその雰囲気を盛り上げている。
日本沈没 4 (ビッグコミックス)
映画に触発されて漫画も読んでいますが、いかにも現実にありそうな錯覚に陥りそう。地震の多い日本であるが故なのかもしれない。こないだも大きなのが北海道あたりであったばかりだし。
日本沈没 14 (ビッグコミックス)
緒形総理が大きな役割を果たす巻。平時では今ひとつ頼りない首相だった緒形氏が、日本沈没という大災害を前にして素晴らしい政治家に育っていったのがよくわかった。真っ白になった髪の色が彼の重圧を示している。子供達に希望を失わないようにと声をかけ、そして・・・・・。更に衝撃的なのは、皇居から国民に発せられたメッセージ。読んでいるだけでその場にいるようで圧倒された。そして、私もまた救われたように感じた。14巻はすごい巻だ。
日本沈没 9 (ビッグコミックス)
9巻というより8巻と10巻のつなぎ的な巻です。
この巻単独ではおそすすめできない。
内容はA計画山城教授のすすめる核を使用した日本沈没阻止作戦の
成功、失敗どちらにしろ起こる環太平洋全域への津波・沖縄の全滅を阻止する
D計画のデイバージェントテクノロジーを使っての対策とは!?
小野寺の過去やW・O・Fの正体も明らかになります。
10巻が楽しみになります。
日本沈没 15 (ビッグコミックス)
「情報格子」というアイデアが出てきましたか…。
欧米SF小説ではけっこう使われるネタです。
死後、人間の魂はどうなるのか?精神そのものは宇宙空間の情報格子に保存されるのではないか?
ってなかんじでよくSFに使われるんですけど、そこまで具体的に本書で示唆されているわけでは
ありません。
でも映画版「日本沈没」よりずっと感動的なストーリーだったと思います。
クラークの「幼年期の終わり」を彷彿とさせる最終巻でした。