ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン [DVD]
遂にと言うか、漸くというか約40年ぶりのバンド結成が実現しました。
過去にもARMSのコンサートやクロスロードフェス2007で、この2人がプレイする時の尋常じゃない緊張感は気になっていたが、
やはり一緒にプレイすることが実現。本当に良かった!
内容についても、過去のジョイントに負けないそしてそれ以上の円熟も備えた最高のプレイが展開されます。
先ず#Had to cry today, #Them changesでの恒例のECとSWでのギターバトル!
お互いプライド全開でもうグイグイ引き込まれます。
特にClaptonのギターは本当に超aggressiveで、70年代の炎が出るようなプレイに戻ったギターはもう無言で見つめるのみ。
ラストも#Dear Mr. Fantasy,#Cocaineで再度Winwoodがギターに持ち替えての2人での熱いプレイ。
この4曲だけでも買う価値があります。
あと、Jimiに2人が影響を受けた2曲の#Little wing,#Voodoo chileも鬼気迫るプレイです。
Blind Faithとしてではなく、キャリアを極めた2人がルーツに帰って、新バンドとして最高のプレイを見せてくれます。
インタビューは絶対に見た方がいいですよ。何故このライヴがこんなに熱いのかが分かります
Steve Winwood
WinWoodのソロ作品では、Back in the Highlifeあたりの評価が高いようですが、私としては、この作品が最も好きです。Traffic解散前の
When the eagle friesに通底した趣のある、淡々とした音の按配は、粋ななrockと言ってよく、むしろその後の時期のWinwooodはやや迷走していたのではないかと思っています。ある意味で、このあたりの作品が、一つの到達点であったと評価すべきではないかと言ったら、言い過ぎでしょうか。
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2012年 02月号 [雑誌]
福山がこんなにギター好きとは知りませんでした。
しかも、凄腕ミュージシャンを従え、パフォーマンスをしていたなんて.....。
今さんは、これで角松の30thに出れなかったんですね〜。
ジョージのスライドもいいですね、泣きのギターフレーズは今になって理解できます。
ラキタ、お父さんによく似ていますね。
アーク・オブ・ア・ダイバー
AOR全盛時代に届いた、後の方向性を確定する重要作。
しかしながらこのキャッチャーなポップさは
昔からの彼のファンは失望する者もいたのではなかろうか。
時代は流れ、音楽もラジオからMTVへ。
そういう変化の中で彼の音楽も変わってゆくのは当たり前のこと。
それでも、受けの良いサウンドの中、彼のヴォーカルには
ソウルが感じられる。
一般の音楽ファンからの世間的評価はどうなんか? なんて関係なく
自分にとってはとても好きなアルバムです。
レヴォリューションズ~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・スティーヴ・ウィンウッド
もう何枚出たか分からない、Steveのベスト盤。
その中でもこのアルバムは、彼のキャリアをささっと知りたい方に最適だと思います。
聴き所はやはり新録「Spanish Dancer 2010」。
オリジナルはもっとシンセが多用された'80っぽいナンバーですが、こちらはギターを前面に出したアーシーな仕上がり。
抜けているアルバムがあるような気がしないでもないですが(笑)、まぁ大人の事情ということで…