不思議図書館―高尾滋作品集 (白泉社文庫 た 8-3)
八作品収録されています。(一作品だけショートショートが入ってます。)
デビュー作からの短編集なので、コミックに併せて収録されていたりしたものをぎゅぎゅっと詰め込んだ形のボリュームある短編集だと思います!わたしは高尾先生のディアマインの大ファンでコミックに同時収録されていた「彼方からの手紙」もすごく心に残っていたのでこの短編集に収録されていてすごく嬉しいです。
短編集の雰囲気は切なくなる作品が多い気がしますが、それもまた魅力ですよね!
最後にはあとがきにかえてのページで作品の未来やもうひとつの形を思い起こさせるようなイラストが描かれています。何度でも読み直したくなる素敵な短編集です。
ディアマイン 第2巻 (白泉社文庫 た 8-2)
咲十子(17歳)と風茉(ふうま)くん(10歳)の年の差ラヴストーリー第二巻。
新たなキャラ(一美と九鉄)も加わって大騒ぎ!
咲十子と風茉くんは親同士が決めたいいなずけ。
しかも風茉くんは大企業のトップ!
小さい頃から自分が子供であることを否定してきた風茉くんは
自分は咲十子のことが好きでも、体力や大人であろうとする不器用さが下手な愛情表現へとなってしまいます。
一方の咲十子もそんな風茉くんのことが好きになってゆきます。
二人のもどかしくもかわいい恋模様を是非ご堪能下さい!
ゴールデン・デイズ 8 (花とゆめCOMICS)
表紙の”らしい”二人を見た瞬間から読んでもいないのに涙ぐんでしまいました・・・。が、中身は涙ぐむどころの話ではなかった;読んで泣き表紙に返ってまた泣き、改めて『ゴールデンデイズ』というタイトルの意味を噛み締めました。内容は、これまで隠されてきた謎が全て明かされ、そして二人にもついに・・・といった感じ。本当に光也は仁を助けに行ったんだなぁと思いました。そして・・・仁も。暫くは余韻から抜け出せなそうです。(^^;)この感動は是非!ご自分の目で確かめて下さい!!
てるてる×少年 ドラマCD
悪くはなかったが、やはり声が全員合っているとは言い難い。
プロの声優が演じているのだからとても上手いがなんとなく
本編と違う物語にも聞こえてしまう。
個人的には千代と殿の声が1番違和感がなかった。
内容はとてもほのぼの。
しかしそこが高尾先生らしい作品と言えるだろう。
聞いていて疲れないところが素晴らしい。
ただこの作品の場合先が読めてしまうかも。。。。
原作ファンなら気になるCDだろうが、原作のイメージを壊したくない
のであれば、本を読むだけにしておいた方が良いかもしれない。
さんざん辛口で書いておいてなんだが自分は楽しめた。
この作品の良し悪しは、聞く側の声優の好みだと思う。
ディアマイン ドラマCD
咲十子もふうまも声があっていて聞いていると顔がにやけてくる位です。イメージが崩れる事もナイです。ふうまの一途な想いが伝わってきます。この2人だけでなくて、みんなでてきています。一姫のお話もあるので、一姫が好きな人にもオススメです。ただ、大好きなこのお話で私が星の数を4つにしたのは、ふうまと咲十子のからみ(?)は少しはあるものの、もう少しあってもイイかなと思ったからです。それでもオススメなので是非聴いてみてくださいv