戦国無双3 閃・烈歌奥義
戦国無双3から初参戦したキャラが多いですが、3をプレイしていない為いまいち新キャラが分からない私でも、とても楽しめました(2はプレイしてます)
非常に歌唱力の高い声優さんが集まってますので(狙ってるのか…?)聴きごたえは抜群!
曲自体も皆よかったです。
アップテンポでロックテイストなものが多めですが、それに合わさる「和」な歌詞や楽器の音色がなんとも心地いい♪
バラード調の曲は高い歌唱力も相まって、ウットリと聴き入ってしまいます。
個人的に歌にやや不安のある檜山さんと杉田さん(お二人共好きですけど)も、曲調が合っているのか普通に上手かったです。
信長様は曲中であの有名な和歌(人間五十年)も披露していて、雰囲気ありまくり。
全ての曲が良すぎて、一番が決められません!
出演声優さんや戦国無双のキャラが好きならば、買って損はないと思いますよ^^
戦国カレー 毛利元就の陣180g
味は甘口. フルーツ系のカレー.
牛肉以外の具はペースト状で見た目不明.
たまねぎ等の甘い口当たりが売りかな?
量が少ないのが残念.
となりの人に「セロリの匂いがする」と言われた.
… 戦国時代ブーム真っ最中な方にお勧め.
毛利元就(2)(山岡荘八歴史文庫 50)
吉田郡山城に尼子勢を引き付け、大内勢の後詰は仰いだものの、
智謀と「百万一心」の下に侍・領民共に一致団結した結果、この山陰の雄
尼子家に対し、勝利を手にした毛利元就。この戦を境に急速に尼子の
力は衰えてゆきます。尼子氏中興の祖、尼子経久もこの敗戦から間もなく没し、
孫の晴久へと家督は移ります。しかしこの晴久、不肖の3代目でした。
山陰11ヶ国の版図を扼し、栄華を誇った一族も終焉が近づいています。
安芸国は大内・尼子の2大勢力の緩衝地帯。割拠していた諸豪族の中で
元就はかなり早い段階で大内氏に臣従を決めています。
これは慧眼と思いますね。
この大内氏というのも、名ばかりとなった足利将軍家のスポンサーというか
当時、この一族は最も「天下」に近かったかもしれません。
本拠の山口の殷賑ぶりは「自由都市・堺」と比肩しうる程でした。
爛熟した大国にはつきものの、「お家騒動」で権力闘争が勃発し
当主・大内義隆はついに非業に斃れ、執権・陶晴賢が大内領を接収しました。
尼子が凋み、また大内も揺らぐ中ついに元就は中国地方の覇権を賭けて、
挙兵、厳島で劇的な勝利を収めます。
曰く、「謀多きは勝ち、少なきは負け候」。天下を望まず吉川・小早川の
「毛利の両川」体制を抜かりなく布石した真意はひとえに領国の安泰に
ありました。長寿にも恵まれ享年、75歳。その華々しい活躍こそ
中年以降でしたが、それまでの忍従の日々と辛苦は筆舌に尽くしがたい
ものだったでしょうね?戦国の群雄の中でも傑出した冷徹なリアリストの
生涯でした。何故「三矢の訓」の主人公に彼がなったかも、分かる気がします。
出来れば、「厳島の戦い」以降も読んでみたかったですね。
本作は山岡先生、徳川家康執筆中の書き下ろし。
榊山潤氏の「毛利元就」もお勧めです。
NHK大河ドラマ 毛利元就 完全版 DVD-BOX 第壱集
毎週、出るか出ないかの経久の登場を楽しみにしていました。奥さんとの絡みも好きでした。ですので経久が死んだ後の寂しさは、忘れられません。もう少し尼子家を掘り下げ登場人物を増やし、長男の戦死や実弟、家臣団とのコンビプレー等を描けば、尼子家没落がさらに印象的なものになり、また経久退場しばらくして晩年の元就を緒形 拳さんが演じるサプライズがあったならば、最高のドラマになったと思います。子役の使いまわし以上に斬新では?中村 橋之輔のボヤキの元就は好きでしたが、中国地方を支配した人物には見えませんでした。私的には三本の矢を握りつぶしてしまいそうな緒形さんの方が元就のイメージです。
毛利元就(1)(山岡荘八歴史文庫 49)
「毛利元就」・・・これほど著名な人物な割には事績・行績について
巷間、余り知られていないのではないでしょうか?正直、自分も本作を読むまでは
人生の殆どを謀略に費やし、山陽・山陰の覇者に成り上がる・・・という位の
認識しかありませんでした。年譜でいえば武田信玄の実父信虎と同じ世代ですね。
この頃といえば、応仁の乱の余燼燻り「下剋上」の気風は全国に伝播し、
乱世の業相の中に正に乱麻というに相応しい時代でした。
大内、尼子という2大勢力の緩衝地帯である安芸に生まれた松寿丸(元就)。
幼くして両親と死別し居城猿掛城も井上一族に横領される・・・という
家康公に匹敵する忍従の日々を胸に生来の器を磨いてゆきます。
当時の安芸の大小名は各々割拠し、それぞれ大内、尼子の旗の下に
離合集散するありさまでした。
この内憂外患を「百万一心」のスローガンの下に毛利宗家を纏め、
遂に安芸国守護・武田氏を寡兵を持って打ち破ります。会心の勝利でした。
元就のヴィジョンや作戦、そして人心の収攬などはやはり他と一線を画し、
大内、尼子両陣営へ強烈な印象を与えてゆきました。
やがて吉川、小早川という土着の豪族も傘下に加えて、山陰・山陽の台風の目に
毛利家自身、羽根を拡げて行きます。
中々面白いのですが、やはりこのスケールの人物にしては紙幅が少ないですね。
星4つはそのためです。