第二の産業分水嶺
郡然、ネットワーク系科学の本で紹介されていた良書。
本書で書かれている製造業に限らずとも、大量生産型のツリー型の組織か、クラフト型のリゾーム型の組織か、議論の決着はつかないまま両者が混在している。
そんな二つの型が歴史の中でどのように立ち振る舞って来たかという点から、それぞれの特徴や欠点を明らかにして行く。ネットワークの科学の本とは違って、実際に起きた歴史を辿って、それぞれの型がどのような衰退と繁栄をもたらし合って来たが書かれているので実感を持って、二つの型の違いを感じ取る事ができるのではないかと思う。また、素人としては知識の足りてなかった近代以降の歴史の流れを知る良い機会になったし、歴史の流れがそれぞれの国の性格をどのように特徴づけて来たかも非常に明快に書かれているのでうれしい。
今日、企業-企業間、顧客-企業間の境界が曖昧さを増して行っているなかで、一度その前段階の歴史を振り返ってみるのも、おもしろいように思う。
「第二の産業分水嶺」という言葉自体は建築生産の分野でも当然のように使われている。東大の松村先生の授業の最後の講義のタイトルも「第二の産業分水嶺」だった。コンピュータ技術の発達やWebの成長、そして経済計画や都市計画における基準の変化を考えていく上で、計画を支えるあらゆる「生産」システムがどのような可能性を持っているのか、またその歴史を知るには大きな力となってくれることは間違いないように思う。
長安の春 (講談社学術文庫 403)
この本をなんと紹介したらいいか。
石田氏も、クリエイティブな仕事をしたもんだね。
基調は、唐詩。
唐詩をふんだんに引きながら、エッセイとも解説ともつかぬ文章を読ませるという趣向。
読むと、すごいよ。
長安の殷賑ぶりがありありと目の前に浮かんでくる。
満腔に長安の空気を吸い込んだような、そんな気になれる一冊。
これほど芳醇で潤いのある「文学」って、ちょっと無いんじゃないか。
井上靖が時代ものの構想を練るときにバイブル化した作品、というのも分かる気がする。
そこら辺に溢れてる小説よりかはずっと表現力あるもの。
探偵!ナイトスクープDVD Vol.2 傑作選~マネキンと結婚したい!編 [DVD]
「マネキンと結婚したい」の女性の「その後」が本放送で取り上げられてましたね。
文さんのキャラクターが最高でした!
そして、「素晴らしき車椅子の旅」・・・涙があふれてきます。
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これぞ笑いの最先端!
3人のニューリーダーと吉田ヒロが夢の共演を実現した東京読売ホール、白熱の満員御礼ライブを完全収録
マル秘メイキングビデオ付
身によくつくTOEIC TEST完全攻略 860点全パート (NOVAスコアアップシリーズ)
とにかく騙されたと思って、2,3回繰り返してこの本で勉強してみてください。私は前回のスコアが805で、それから3年間仕事でたまに英語を使う程度ですが、今回この本で1ヶ月のんびり勉強したところ、875に伸びました。CDが結構使えると思います。リスニングのポイントなども、ためになります。グラマーのセクションももちろん充実していますし、860越えを目指していらっしゃる方には向いているかと思います。