Dude
まず注目しなければらない事は、このアルバムはQuincy 自らの名前で発表されたと言うことです。彼は歌を歌うわけではないし、派手に楽器を鳴らすわけでもない。もし、トライしたい事があるなら、自らがプロデュースしたマイケルやパティのアルバムでも出来たわけです。でも自らの名前でこのアルバムを発表した・・・。それを理解すると、そこには、長年の彼の夢や、培って来た技術、人脈・・・すべて込められている事が理解出来ると思います。
殊に、このアルバムで素晴らしい歌声を聞かせてくれるJ.Imgramは、それまで酒場のピアノ弾きに過ぎず、彼が書いた“just once"がQuincyの目にとまり、楽曲と共にこのアルバムでデビューすることになりました。Quincyは、実力がある者はどんどん拾い上げ、白人や黒人と言う枠も取り払い、世界のどこからも優秀な人を招き、ポップス産業のグローバル化に成功した人でした。そのQuincyの姿勢の集大成がこのアルバムだと思います。垣根を越え、Quincyの思いに賛同した人々の音が、この素晴らしいアルバムには込められています。
ベスト・オブ・クインシー・ジョーンズ
ライナーより クインシー曰く
This is an album for everyone who os in love,has lost love or who is waiting for love.
Especially after the sun goes down.
訳
これは、恋している人、恋を失った人、あるいは恋を待っている人そんなひとのためのアルバムです
特に太陽が沈んだ後聞いてください
Qは交友の幅が広く、音楽ジャンルも問わない
”jast onece"なんて名曲である
ホントに夜好きなひとと聞いて欲しい