ハイウェイスター (アクション・コミックス―大友克洋傑作集)
「アキラ」があまりにもメジャーになってしまったので、今ではひょっとして忘れられがちのことなのかもしれない。語り尽くされているとは思うが。大友克洋氏の凄いところは、「バブル」を予感させるこの時期(1979)に、こんな風に<日本人>の顔を描いてしまったということだ。
Akira Club
いいですね!2550円は普通の本ばかり買っていると少し高いようにも思いますが、
見かけたら即購入しても後悔しない内容です。ボリュームもあります。
大友克洋といえば、ビルやらなんちゃら細かい描き込みが印象的ですが、扉絵などのシンプルな構図にセンスを感じます。
アニメも含めて、服装なんかが古臭かったりもしますが、なにか時代を超えた魅力がありますね。
AKIRA [Blu-ray]
まだまだノイズやピンが甘いシーン等も目立ちますが、DVDをハイビジョンモニターで見た時の輪郭のふやけた感じは解消されてますし、劇場版アニメとしてこだわりの描き込みの再現においてもDVDを遥かに超えています。特に後半の爆発と崩壊が連続するシーンの動きまくりのセルアニメエフェクトはまさに圧倒的と言う他有りません。
まだまだ手をかければもっと画質のブラッシュアップも可能かとは思いますが、現状の画質を越えるのはオリジナル作品制作当時のセルアニメ技術を超えたオーバーテクノロジーと言った解釈も出来るように感じます。(まぁ今回採用された「ハイパーソニック音声」は確実にオリジナルを超えてますけど・・・)
尚、ブルーレイならではの特典として「絵コンテ」が静止画でフル収録されています。ハイビジョンの静止画再生能力を持ってすればほぼ本物の画質で700枚を超える絵コンテを吟味出来るのですからかつて分厚い絵コンテ付のDVDを購入された方も安心して買い替え出来るってものです。
漫画家として群集シーンの偏執的な描き込みの凄まじさでファンを唸らせた大友克洋渾身のセルアニメ大作が史上最高画質で家庭で気が済むまで楽しめる時代が来たのです。アニメファン、作品のファンなら絶対買いです。
アキラ [VHS]
はじめのうちは
漫画で知ってるような絵がアニメーションになってるので見てしまう
でも後半になるにつれて「早いとこ結末を見せてくれないかな」と
思ってしまった
AKIRAは素晴らしい作品だと思うけど、やっぱり漫画の方がいい
メモリーズ ― オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドトラック
菅野ようこ 長嶌寛幸 三宅純 石野卓球などといった実力派アーティストが結集したCD。大友克洋の劇場作品MEMORIES完全版サントラ。映画を見終わった後で聞くと大友ワールドがより広がる。おすすめだ。