これだけは知っておきたい疾病のなりたち
看護学校で病理学を教えている者です。病理の医者が書くとどうしても顕微鏡写真などに目が行きがちですが,初学者にいきなりそれは酷でしょう。この本の趣旨は,病理学ではなく,病態生理学にある点が評価できます。イラストもおそらく著者がていねいに書いたもので,「分からせる」という姿勢が伝わってきます。日本でも,このようなテキストが出てくると,需要は高まるでしょうね。
おいしい水彩帖
水彩画を始めたくて、本屋さんで一目惚れして購入しました。
揃える道具の説明からスケッチの仕方、筆のタッチ、観察の視点など
分かりやすく説明されていて、初心者でも「描けそう。描いてみたい。」と思わせてくれます。
本の構成はスイーツ中心のモチーフが描かれており、見ているだけで美味しそう!そして可愛い!!
著者のスケッチコラムを読んで、絵を描くのに大切なのは、技術も然ることながら、
ワクワクする気持ちなんだなーと思いました。
ずっと手元に置いて置きたい、大切な本にです。
ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~ [DVD]
テレビスペシャル中でも画が最も綺麗にまとまっている作品と言っていい。
狙っていたお宝を謎の少女に先を越され、さらにそこから別のグループに強奪される三つ巴。
少女はルパンのかつての相棒だった女性の娘。殺された母の仇を討とうとしている。
不二子を人質に取られたため、次元や五右衛門まで裏切らなければならなくなる。
敵の狙いは「ルパンコレクション」。銭形の上司が黒幕ってのも、どっかにあったなあ・・・。
しかも追い詰められたら「小物っぷり」を発揮してくれるしさ(笑)。
確かにラストはカリオストロの影響が色濃く出てる。
エンディングが入った後にしばらく話が続くのも珍しい。
ただ・・・全体としては可もなく、不可なし・・・だな。
THE ボイン総集編 Fカップ以下御法度の聖域。 [DVD]
とどのつまりタイトル通りで、
出演者の選考基準は「ボイン」ということです。
といっても引いてしまうくらいの滅多にお目にかかれない「爆」というより、
よく街中で目ををこらせば( - -)見つかる「巨」な方々が殆どです。
つまり「でかっ」というより「大きいねぇ」です。
それがたまらないわけです、私にはw
総集編ゆえに女優さんのタイプは様々です。
それゆえ全部ストライクは無いかもしれませんが、全部アウトもないと思います。
まあそこは個人の趣味趣向なんで保障できるわけじゃありませんが、
ちなみに私は全部ストライクですw
ライブ・アット・スモーク
これは凄い!
このCDは、ニュー・ヨークのクラブでライヴ録音されました、ジム・ホールとロン・カーターの名盤を彷彿とさせるデュオです。
井上智のギターは、アンプの音量を控えて生音とミックスすることで、細かいニュアンスを表現しています。ソロのセンスも良いのですが、バッキングのまわった時のコード・ワークが良く、このデュオ・チームにはドラムは不要だと感じさせます。
ベースの北川潔は、これまでに発表されたCDの中で、手の内を最も多く見せています。重くしっかりしたリズムは、サム・ジョーンズを彷彿とさせますが、「Body and Soul」のドッペルや「Donna Lee」のユニゾンなどは、ジョー・パスとペデルセンのデュオ・アルバムを彷彿とさせるところがあります。
音質的に変化に乏しい編成なので、井上のオリジナル曲やリズムの面白い曲を挟み、変化を持たせています。
小編成であるため制約が少なく、しかもお互いのバッキングがソロを支えるとともに、相互に反応しあう演奏は、ジャズ本来の面白さを十分に堪能できる1枚です。