ショパン:夜想曲全集
濃厚でよい演奏だと思います。
個人的に大好きなフランソワ盤 とはまた違った味わいです。
また遺作の19-21番の全てが収録されています。
ショパン全集 にこの演奏が全て収録されていてお買い得なので、こちらも検討してみると良いと思います。
後期ショパン作品集
音楽のレビューは原則として書かないことにしているのだが、禁を犯して書くことにしたのは、ここに収められた演奏が史上稀に見る名演であるにもかかわらず、きわめて誤解されやすい性格をもっていると思うからである。
ショパンの音楽を典雅なサロン音楽と勘違いしている人が世の中にはゴマンといて、そういう輩がこのCDを聴いたら、(もしその人に聴く耳があれば、という条件付きだが)きっとこの「暗さ」にがっかりとすることだろう。しかしショパンには、モーツァルトの哀しみとは違った心の闇がある。後期作品を並べたこの作品集は、ショパンの深淵にあえて光を入れず、光なき奈落を覗き込んだような演奏である。私の好きなソナタ3番は筋肉質のポリーニと対照的かつ双璧をなす名演で、私は最初のいくつかの音を聴いて、びっくりした。そのあとの曲の選択・配列もよく練られている。チェロのゴムジャコフもよくがんばった。なお、同一コンセプトによるこの二人の日本公演は、恰も演劇のような舞台であったという。
こうした外連(ケレン)は私の好むところでないのだが、このCDは別。これはショパン演奏史上特筆すべき名演奏であり、一編の作品としても名作であると思う。
Atkins' Physical Chemistry
paperbackでも、二色刷りだし、イラストというか挿絵がキレイだから見る分にはいいのだけれども内容は??です。好きな人には絶賛されてますが、一方で徹底的にダメだしされてたりもする。初心者には良いようですが、専攻しているなら他の参考書をあったったほうがいいかも。McQuarrieの物理化学のほうが評判いいし、実際読みやすいです。
Harrison's Principles of Internal Medicine, 18th Edition (2-volume set)
Harrisonの素晴らしさは今さら書くまでもありません。
英語は比較的簡明で、非常に良くまとまっています。
ただ、でかいし重い。持ち歩けません。
18th editionにはiPad版があり、私はそちらを購入しました。
highlightやannotationも付けられるし、検索が圧倒的に便利。iPad 3rdの精彩液晶で読めます。
またiOS5の長押し辞書機能が使えるので、読むスピードがかなり上がります。
$199.99なので値段的には少し安い程度ですが、iPad持ちであればおすすめです。サイズは1.2GB程度です。